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多くの人が訪れ、一部の来街者らによる犯罪・迷惑行為などが社会問題にもなっている渋谷のハロウィーン。区は、「禁止だよ!迷惑ハロウィーン」というメッセージを掲げ、注意喚起や警備などの対策を講じている。
今年はハロウィーン当日が金曜日ということもあり多くの来街者が予測されたが、来街者が増える時間帯である夕方は雨となった。待ち合わせスポットとして知られるハチ公前広場は、忠犬ハチ公像周辺や憲章ボード前などを柵や幕で囲うなどして広場を分断。街なかに向かう人と駅側に向かう人の通路を分けた。JR渋谷駅のハチ公前広場に面した中央改札やハチ公改札も封鎖し、JR利用者には南改札を案内。宮益坂下~渋谷駅前スクランブル交差点の道路は警察が車両通行止めを実施。同所には警察車両を配置し、警察官は拡声器を使って日本語・英語で滞留しないで歩くこととなどを案内した。
渋谷センター街・バスケットボールストリートは右側通行で対応。一部に柵を置いたほか、警察官が道の中央に立ち誘導棒を振りながら、「センター街は右側通行です」「ご協力ありがとうございます」などと声を上げて通行者を促した。
 駅周辺では、カチューシャなどのアクセサリーを着けた人、フェースペイントをした人、漫画やゲーム、映画のキャラクターなどのコスチュームを着た人、動画を撮りながら歩く人の姿も、日本人・外国人共に一部見られたが、立ち止まって写真撮影をする人などはほぼ見られなかった。