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セガ、渋谷パルコに国内初「セガストア」 多彩なIPグッズ集積

鏡開きを行ったオープニングセレモニーの様子

鏡開きを行ったオープニングセレモニーの様子

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 セガ(品川区)の国内初となる旗艦店「SEGA STORE TOKYO(セガストア トーキョー)」が7月18日、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)6階にオープンする。

店内の様子

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 出店する渋谷パルコ6階は、国内外のターゲットに向け「日本を中心とした新たなIPの体験を提供していくフロア」として、「Nintendo TOKYO」や「ポケモンセンター」などが出店。同館が現在進めている大規模改変でも、「ゴジラ・ストア」や「THE★JOJO WORLD」を誘致するなど日本のIPコンテンツを強化している。

 「セガストア」は、5月に初の常設店舗を中国・上海に出店。同店に次ぐ渋谷パルコの店舗は国内初出店となる。店舗面積は34.1坪。エントランスには各タイトルの映像を流す3Dホログラムを導入。IPの世界観を表現すると同時に「渋谷」を意識した店舗は、随所にシルバーカラーや「雑踏」を感じさせる金網を取り入れる。透明になっている床下には同社のロゴを配している。

 オープン時は「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」「龍が如く」「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」「オシャレ魔女■ラブandベリー」(■はハートマーク)「ぷよぷよ」、グループ会社「アトラス」のタイトル「ペルソナ3リロード」「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」「メタファー:リファンタジオ」のグッズ、自社ロゴのグッズを扱う。人気の高い「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」「龍が如く」「ペルソナ」シリーズのグッズは安定して取り扱い、新しいゲームタイトルや旧作の復刻発売などに合わせ、取扱商品を入れ替えていく。

 ライセンス商品もセレクトしてラインアップ。かばんに付けて持ち歩く人が多いことから小ぶりのぬいぐるみや、日本を意識した和のデザインを取り入れたデザインの商品もラインアップ。玩具などを楽しむ大人「キダルト」に向けた商品企画や、「新たな驚きや感動の発信」を目的にアーティストなどとのコラボレーションを通じたキャラクターの表現にも意欲を見せる。

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 渋谷パルコは、2019年の建て替え前には訪日外国人客の来館者が約15%で、建て替え後は30%が目標のところ、現在は約40%を占めているという。同館の平松有吾店長は「海外の方が日本に来たからこそ見たいものを意識すると、より日本を代表するIPを集積しようという考えに至った」と話す。「唯一無二」も意識し、「ショップを営業するノウハウを提供できる」ことなどから、各社に新業態など「1号店」の出店も相談しているという。

 同社の社長執行役員COOの内海州史さんは、渋谷を「常に新しいトレンドが生まれる東京・日本を代表する文化の発信地」と位置付け、同フロアへの出店を「名誉であると同時に緊張感がある」と話す。「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の公開や「ペルソナ」シリーズのヒットを受け、「『やっていけるぞ』というめどが立った」と、出店に至った経緯を明かす。同社常務執行役員トランスメディア事業本部長のジャスティン・スカルポーネさんは「日本文化の聖地と言っても過言ではないこのフロアに仲間入りさせていただいたことをうれしく思う。当社のIPを多面的に展開していく上で、この場所は最適。世界中のファンに認められ、世界観をいろいろな形で体験していただきたい」と話した。

 同店オープンに合わせて、手のひらサイズのぬいぐるみシリーズ「SEGA Cooro(こ~ろ)」(円)を新たに販売するほか、ソニック・ザ・ヘッジホッグのポーチ(2,970円)やアイピロー(2,640円)、ルームスリッパ(3,300円)などを先行販売。セガストア限定商品として、熊型フィギュア「BE@RBRICK」のソニック・ザ・ヘッジホッグバージョン(100%&400%、1万9,800円)、龍が如くのメンズファッションブランド「glamb」とコラボレーションしたTシャツ(9,900円)などを用意。アーティスト河村康輔さんがデザインしたソニック・ザ・ヘッジホッグのトイ(3,960円)は、同作のキャラクターをコラージュした柄と、同作のロゴをコラージュしてシュレッダーにかけた柄の2種類を展開する。

 営業時間は10時~21時。

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