
AgeTech(エイジテック)白書2026-2060超高齢社会の未来を再設計するテクノロジーと全産業の未来予測
AgeRobotics株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:白石和也、以下「AgeRobotics」)は、2026年10月19日、書籍『エイジテック白書 2026-2060-超高齢社会の未来を再設計する テクノロジーと全産業の未来予測(創刊号)』(著者:白石和也、編者:AgeRobotics株式会社)を、Amazon Kindleストア(電子書籍)およびペーパーバック(A5判・約400ページ)で同時発売します。
本書は、日本の人口・高齢者・死亡・就労の4つの統計を2060年まで見通したうえで、AI・ロボティクス・長寿科学の進化と、医療介護・ライフエンディング・金融相続・労働人材・M&A・エンターテイメント・スポーツ美容・農業食の8産業の未来、さらに世界15カ国・地域の高齢化を一冊で貫いた、エイジテック(高齢社会×テクノロジー)領域の年次白書の創刊号です。
2025年、日本の総人口は1億2,305万人と、国勢調査開始以来最大の減少(5年間で約310万人減)を記録しました。同じ年、65歳以上人口は3,622万人・高齢化率29.4%と世界最高水準を更新し、年間死亡数は約159万人と出生数(67万人)の2.4倍に達しています。人口が減り、高齢者が増え、亡くなる方が増え、働き手が減る--この4つの波が同時に押し寄せる社会を、本書は「超高齢多死社会」と呼びます。
一方で、生成AIは産業の標準装備となり、AIエージェントが業務を自律的に担い始め、2026年はヒューマノイドロボットの「量産元年」と呼ばれています。「老いていく社会」と「進化するテクノロジー」が交差する場所に生まれた産業領域がエイジテック(AgeTech)です。ところが日本には、この領域の全体像を、人口統計という土台から、テクノロジーと各業界の未来予測、世界主要国の動向までを一冊で貫いて整理した白書が存在しませんでした。本書は、経営者・実務家・政策担当者・投資家が同じ地図の上で意思決定するための「共通の地図」として創刊されました。

図:エイジテック白書2026-2060の全体構造(本書 図0-1) 出典:『エイジテック白書 2026-2060』(AgeRobotics株式会社)
- 【特徴1】「老い」と「死」を一冊で貫く統合視点-高齢社会論の多くが介護・年金・医療で筆を置くのに対し、本書は人口統計から死亡統計、終活から供養・相続まで、エイジテックとエンディングテックを一つの産業体系として設計した日本で初めての白書です。年間死亡167万人時代の全体像は、この統合視点なしには描けません。
- 【特徴2】現場実装に立脚した実務家の白書-研究機関の観察でもコンサルタントの机上の整理でもなく、全国約1,000社の葬儀・ライフエンディング事業者とともにDXを実装してきた事業会社が、現場のデータと手触りに基づいて執筆。「何が現場で動き、何が動かないか」というテクノロジー予測の実現可能性評価に反映されています。
- 【特徴3】2060年・世界15カ国を貫く長期・国際比較-2025年問題・2040年問題にとどまらず、2060年(一部2070年)までの超長期を、日本と世界15カ国・地域の政府統計・国連推計で貫きました。「課題先進国・日本の輸出戦略」という視点が、国内市場の縮小を嘆く議論をアジア・世界への展開戦略へ転換します。
本書は、シンガポール国立大学(NUS)リー・クアンユー公共政策大学院とカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の地政学プログラムを修了した著者が、国家や産業の未来を読むために実践してきた分析枠組み「8つの力」-地理、歴史、テクノロジー、政治、財政、気候・資源、人口動態、宗教-に沿って構成されています。8つの中で最も予測精度が高い「人口動態」を土台に、唯一指数関数的に加速する「テクノロジー」が到達時間を縮め、「財政」が社会保障と介護の限界点を定め、10〜30年単位で最も確実に読める「気候・資源」が住まい・農業・スポーツ・エネルギーの前提を書き換える-この重ね合わせによって、出来事の「場所・方向性・スピード・タイミング・持続性・根本原因」を立体的に読み解きます。第1章から第24章までの各章冒頭には、その章を動かす力と、第5章で定義するエイジテック6領域(健康・予防、ケア、暮らし、つながり、エンディング、基盤)のどこに位置するかを明記し、読者が「自分の業界」の章から読み始めても全体の地図を見失わない構成としました。

図:本書の分析枠組み「8つの力」と各章の対応(本書 図0-3) 出典:『エイジテック白書 2026-2060』(AgeRobotics株式会社)
- 2040年:年間死亡数がピークの約167万人に到達。労働供給は1,100万人不足し、社会保障給付費は190兆円へ。高齢者住宅には太陽光・蓄電池・高断熱・室温監視が標準装備となり、見守りAIは「転倒」と並んで「室温」「脱水」を監視する。
- 2043年:65歳以上人口が3,953万人でピーク。85歳以上1,000万人時代が到来し、ケア需要は量から質へ転換する。
- 2050年:65歳以上の独居世帯は1,084万世帯、身寄りのない高齢者は448万人へ。ヒューマノイドロボットは世界で10億体規模となり、世界の長寿経済は118兆ドルに拡大。年間相続資産が積み上がる「大相続時代」には650兆円規模の資産移転が進む。
- 2056年:日本の総人口が1億人を割る。2060年には高齢化率37.9%で高止まりし、世界の年間死亡数は1億人を超える(韓国の高齢化率は43.7%と世界最高へ)。
- 産業の地殻変動:大廃業時代に業界再編・M&Aが加速(第12章)、スポーツは少子化と猛暑により「屋外・大人数」から「屋内・少人数」へ移り、バスケットボールが小学生から高齢者までの「生涯競技」に(第14章)、温暖化がクライメイトテック需要を押し上げ、「適応」が「緩和」と並ぶ産業の柱になる(第6章)。
- 介護ロボット・ヒューマノイドの現実:潜在需要は大きいが、介護報酬の公定価格と固定された人員配置基準の下では投資回収が成り立たず、現時点では導入が進まない(施設系で見守りセンサー67.4%に対し移乗支援ロボット6.8%)。転換点は制度改定にあり、2030年代前半と予測(第6章・第8章)。
- 生き方の再設計:AIが仕事の多くを代替する時代の「仕事の定義」とライフスタイル(第22章)、人生100年時代の「3つの寿命と4つの資本」による生き方設計(第23章)、そして老いと死を支える社会機能を統合する「超高齢社会のOS」構想と、事業者・政策・個人に向けた8つの提言(第24章)。本書の中核メッセージは「人生の後半に、人生のピークをもってくる。」-これを社会の標準装備にすることです。

図:時点別総覧-2026年・2040年・2050年・2060年の日本と世界(本書 図6-3) 出典:『エイジテック白書 2026-2060』(AgeRobotics株式会社)
- データ編(第1〜4章):人口統計/高齢者人口統計/死亡人口統計/就労人口統計-2060年までの「与件」を確定する
- テクノロジー編(第5〜7章):エイジテックの定義と市場規模/テクノロジー未来年表2026-2060(AI・ロボティクス・モビリティ・医療・気候資源)と時点別総覧/寿命と健康寿命の未来-世界の不老不死・若返り研究の最前線
- 産業編(第8〜15章):医療・介護/ライフエンディング/金融・相続・住まい/労働・人材/業界再編・M&A/エンターテイメント/スポーツ・美容/農業・食
- 海外編(第16〜21章):世界俯瞰/アメリカ/中国/韓国・台湾/ヨーロッパ/アジア新興国とインド・ブラジル-世界15カ国・地域
- 未来社会編・提言(第22〜25章):仕事とライフスタイルの未来/日本人はどう生きるべきか/2060年への提言-「超高齢社会のOS」構想と8つの提言/AgeRobotics会社概要
- 巻末資料:用語解説109語(本文初出ページの脚注+巻末一覧)/出典・参考データ一覧/4つの自己診断チェックリスト(経営者・現場事業者・自治体・個人向け)/購読者限定特典
「数字は、恐れるためではなく、備えるためにあります。2040年に年間約167万人が亡くなり、2043年に高齢者人口がピークを迎え、2056年に総人口が1億人を割る-これらは高い確度で訪れる未来です。しかし、その未来をどのような社会にするかは、今から設計できます。私たちは葬祭業界のDXの現場で、全国約1,000社の事業者の皆様とともに、人手不足と多死社会の最前線を見てきました。その現場の手触りと、政府統計・国際機関の一次データを一冊に束ねたのが本書です。経営者・実務家・政策担当者・研究者、そしてこれからこの領域に挑戦する方々にとって、未来を設計するための『共通の地図』となれば幸いです。本書は創刊号です。毎年改訂を重ね、エイジテックの標準データブックとして育ててまいります。」

本書をお読みいただいた皆様に、AgeRoboticsでは以下の特典をご用意しています(詳細は巻末「購読者限定特典」および公式サイトをご覧ください)。
- 特典1:葬儀業界特化型クラウド「スマート葬儀」無料デモ
- 特典2:巻末チェックリストの診断結果に基づく「エイジテック導入診断」(個別相談)
- 特典3:IT導入補助金など省力化・DX関連補助金の活用相談
- 特典4:葬祭業界に特化したネットワークを活かしたM&A・事業承継相談
- あわせて、本書のデータ解説を行う月例オンラインセミナー「エイジテックセミナー/葬祭DX勉強会」を開催します。開催スケジュール・お申込みは公式サイト(https://agerobotics.jp/)をご確認ください。
本書に関する取材、著者インタビュー、寄稿・コメント依頼、講演・登壇依頼を随時承ります。報道目的の献本(紙書籍・PDF)、本書掲載図表の転載(出典明記)にも対応いたします。人口減少・多死社会・介護人材不足・終活・相続・業界再編・AIと雇用・気候変動と高齢者など、関連テーマの統計解説も可能です。下記お問い合わせ先までご連絡ください。
白石 和也(しらいし・かずや)
- AgeRobotics株式会社 代表取締役
- シンガポール国立大学(NUS)リー・クアンユー公共政策大学院 地政学プログラム 修了
- カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)アメリカ地政学プログラム 修了
- 超高齢化社会のOSを作る起業家
人口動態と地政学という「最も確実に読める力」を起点に高齢社会の産業構造を読み解き、全国約1,000社の事業者ネットワークとともに、テクノロジーによる社会インフラの再設計を現場で実装している。業界専門誌への寄稿・対談、エンディング産業展(ENDEX)等の業界カンファレンスへの登壇、自社調査レポートの公表を通じて、ライフエンディング業界のDX・業界再編・人材課題について継続的に発信。著書に『2040年葬儀・ライフエンディング業界』(共著、Ver1.0〜Ver3.0補強改訂版)。本書『エイジテック白書』は、その知見を高齢社会全体へ拡張する年次白書シリーズの創刊号。
2025年12月設立。「超高齢化社会を再設計する」をミッションに、葬儀業界特化型クラウドシステム「スマート葬儀」(葬儀社特化型顧客管理クラウドとして導入社数No.1・当社調べ)、AIコールセンター「スマートコール24」、生成AIによる「スマート遺影写真」、火葬場予約システム「スマート火葬予約」、業界特化人材サービス「スマート葬儀ジョブ」、人材マッチングシステム「マッチドライブ」等のエイジテック・エンディングテックプロダクト群を、全国約1,000社の事業者ネットワークとともに開発・運用しています。葬祭業務に最適化されたAI・自動化技術で5件の特許を取得し、経済産業省「IT導入補助金」交付対象ツール認定(5年連続)。ソフトウェア開発・提供事業、人材プラットフォーム事業、コンサルティング事業(葬祭DX/AXコンサルティング、M&A支援、補助金活用支援)を通じて、超高齢社会の社会インフラをテクノロジーで支えています。

AgeRobotics株式会社 広報担当(『エイジテック白書』担当)
E-mail:pr@agerobotics.jp/お問い合わせフォーム:
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