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恵比寿にショコラトリー「ジョンカナヤ」-老舗ホテル発ブランド、3店舗目

深いブラウンの什器を配した店内

深いブラウンの什器を配した店内

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 恵比寿駅西口近くに1月17日、ショコラトリー「JOHN KANAYA恵比寿本店」(渋谷区恵比寿南1、TEL 03-5704-1548)がオープンした。経営はJOHN KANAYA(同)。

窓を大きくとったファサード

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 昨年、鬼怒川金谷ホテル(栃木県日光市)の3代目・金谷譲児さんが立ち上げた同ブランド。同ホテルの創業者で譲児さんの祖父の故・鮮治さんが、自身のクリスチャンネーム「ジョン」を付け開業したレストラン「西洋膳所ジョンカナヤ麻布」(2004年閉店)の思いを継承。ショコラは、鮮治さんが海外旅行からの手土産として購入してくることが多かったものだという。

 同年4月、鬼怒川金谷ホテル(栃木県日光市)のリニューアルに伴い1号店を開き、5月には「東京スカイツリータウン・ソラマチ」に出店した。恵比寿の店舗は3店舗目となる。店舗面積は50.5平方メートル。ファサードは大きなガラス窓になっているほか、店内には深い茶色を基調とした什器を備え重厚感のある雰囲気に仕上げた。

 商品は、同ブランドの象徴的な商品で、フルボディーの赤ワインで仕上げたガナッシュにクーベルチュール・チョコレートを薄く塗り、職人が手巻きする「葉巻ショコラ」(木箱入り1本3,150円)や、サンショウやショウガなど和素材と組み合わせたライン、リキュールなどを使ったラインなどのラインを展開するボンボンショコラ(5個セット1,800円)、今月から販売する生チョコレートで、コロンビア産カカオビーンズを使った「ショコラ フレ」(6個1,300円、現在は恵比寿本店のみの扱い)などをラインアップ。ショコラを使った焼き菓子やオリジナルブレンドの紅茶も扱う。客単価は2,000円程度。

 オープン後は30代後半~50代など年齢の高い人を中心に来店。贈答品としての需要が高いという。吉野弥生店長は「(海外のブランドに)日本発のショコラトリーとして負けていないと思うので、良さをしっかりと伝え、長く愛されるブランドにしていきたい」と話す。

 営業時間は11時~19時。火曜定休。

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