笹塚十号坂商店街、ツイッター開始から2カ月-「つぶやき」効果じわり

「つぶやき」を始めて2カ月が過ぎた「笹塚太郎」のツイッター画面

「つぶやき」を始めて2カ月が過ぎた「笹塚太郎」のツイッター画面

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 Twitter(ツイッター)を活用する商店街が各地で増える中、渋谷区笹塚の商店街「笹塚十号坂商店街」でもツイッターでの「つぶやき」を始めて2カ月が過ぎた。

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 「イベント時の人手不足」や「(新しいことを始めるにも)斬新なアイデアが浮かんでこない」など危機を感じていたという笹塚商店街振興組合理事の深野重人さん。「商店街サポーター」を発足したいと考えツイッターを始めた。

 深野さんは「以前からリアルタイムで情報の受発信ができ、記録として残るブログがあればと思っていた。昨年くらいから理にかなうツイッターの存在は知っていたが、半信半疑だった」と振り返る。「『商店街サポーター』を発足するというきっかけではあったが、始めてみるともっと緩いきずなの関係だと感じるようになった。今は商店街の情報を発信することで、商店街とフォロアーの方やお客さまとの距離を縮め、より商店街に親しんでいただくことが一番」と話す。

 ツイッターでは、深野さんが「笹塚太郎」のユーザー名で「つぶやいて」いる。曜日により異なるが1日4~6回以上「つぶやく」と決めているという。ツイッターでは、店主などの「人となり」や商店街内のイベントの事前告知、開催時の様子をリアルタイムでツイートするほか、電車の遅延情報など「街のリアルタイムな情報」、渋谷区が進めている「再開発」情報なども「つぶやく」。

 5月5日の子どもの日にちなみ、和菓子店「伊勢屋」の「柏もち」について約5日間ツイートしたところ「前年に比べ1日約160個増の売り上げだった」、自家製手焼きせんべい店「八幡せんべい」は従来年配客の利用が多かったが、「最近、若い子が買いに来るようになった」「若いお客さんから『頑張ってね』と声をかけてくれる」などの効果もあるという。

 「『商品を買ってください』とはつぶやかないが、商店街の情報を発信し続けることでの波及効果にちょっと期待している」と笑う深野さん。「ツイッターは九州や北海道など遠方の方、笹塚を知らない方も見ている。そういう方々にも笹塚を知ってもらい、気に入っていただき、移り住んでいただければ街の貴重な宝になりえる。新たに商売をしてくだされば商店街の空き店舗化対策になり、経済の活性化にもつながるのでは」とも。

 アカウントは「@jyugouzaka」で、6月3日現在のフォロアー数は678。

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