代官山に映画館?-ライブハウス「晴れたら空に豆まいて」で上映企画

ライブステージにスクリーンを配し映画館「キネマれんず豆」に変身

ライブステージにスクリーンを配し映画館「キネマれんず豆」に変身

  •  
  •  

 代官山のライブハウス「晴れたら空に豆まいて」(渋谷区代官山町、TEL 03-5456-8880)は2月から、映画館「キネマれんず豆」として映画作品を随時上映する新プロジェクトをスタートさせた。

「ミツバチの羽音と地球の回転」作品画像

 2006年8月、「月見ル君想フ」(港区南青山4)などを手掛けるオーナー小澤浩さんがオープンした同店。和風のインテリアで統一した内装が特徴で、落語・演劇の公演や「アースガーデン」(渋谷3)との共同イベントなど、ライブ会場の範囲を超えた幅広い活動を展開してきた。

[広告]

 「映画館とライブハウスの良いところを生かした映画鑑賞を提案していきたい」(館長の高萩裕司さん)と発足した同プロジェクト。代官山に映画館がないことも理由に挙げながら、今後は毎月週末1~4回のペースで上映イベントを開催していくという。「スクリーン映像とライブハウスの音響に加え、畳や板張りの桟敷席で酒と食事を楽しみながら、カジュアルに映画鑑賞を楽しんでもらえれば」。

 初回となった2月7日には、ドキュメンタリー作家・鎌仲ひとみさんによる「ぶんぶん通信1」を上映。同作は鎌仲さんの山口県上関原発の建設問題を扱う新作長編「ミツバチの羽音と地球の回転」に先立って、その制作過程を公開する3部構成のビデオレター。上映後には鎌仲さんと山口県出身の小澤さんとのトークイベントも開催し、来場客からは「今まで知らなかった原発問題や自然豊かな祝島について知ることができた」などの声が寄せられたという。

 今後の予定は、「ぶんぶん通信2」(3月14日)、「ぶんぶん通信3」(4月10日)。そのほか、「ミツバチの羽音と地球の回転」、日本初の本格的サーフィン・ドキュメンタリー「asian paradice」、民芸運動の創始者・柳宗悦の妻でもある柳兼子さんの人生を追った「兼子」などの上映が決まっている。

 今後も、「映画館のロードショーなどで上映されていない作品の中で、良質なドキュメンタリーや、映画祭などで受賞歴のある良質な映画」にこだわって上映していく」という。

上映は開催日の正午~(開場は11時30分~)。入場料は1,000円(要ワンドリンクオーダー)。

  • はてなブックマークに追加