文庫本とドリンクがセットになった新メニュー、スパイラルカフェで話題に

スパイラルカフェの新メニュー「文庫本セット」

スパイラルカフェの新メニュー「文庫本セット」

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 スパイラル(港区南青山5、TEL 03-3498-1171)1階の「スパイラルカフェ」に、文庫本1冊とドリンク1杯がセットになった新メニュー「文庫本セット」が期間限定で登場し、話題を集めている。スパイラルと、気鋭ブックコーディネーター内沼晋太郎さんとのコラボ企画。

 1980年生まれの内沼さんは、「本との偶然の出会いを演出する」をコンセプトに、セレクトショップで扱う本の選定や本をテーマにした展覧会の開催など幅広く活躍するブックコーディネーター。「これまでカフェに並べる本を選んだこともあったが、本がカフェのコンセプトを伝える一助にはなっても、実際にお客さんにページをめくってもらうのは難しかった」という内沼さん。「飲食店でお客さんに見てもらうには、本をメニューに載せなければ」と、「文庫本セット」企画をスパイラルに持ち込んだ。

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 スパイラルカフェでは、月替わりで内沼さんがセレクトする5タイトルの文庫本から1冊と、ドリンク1杯を組み合わせて提供する。価格は1,200円~。4月の開始から現在までに、内沼さんは「心臓抜き」(ボリス・ヴィアン著、早川epi文庫)や「日本の伝統」(岡本太郎さん著、光文社文庫)、「私の猫たち許してほしい」(佐野洋子さん著、ちくま文庫)など計25冊をセレクトしてきた。「本屋では多すぎて選べないという人でも選びやすいように月5冊に絞った。自分自身もスパイラルカフェをよく利用していたので、ここに来ているお客さんの顔をイメージしながら、読書家の人にもそうでない人にも『気になる1冊』が見つかるようにバランスよくセレクトした」(内沼さん)。

 利用客からは「ちょうど気になっていた本があった」「メニューを見ているとつい買いたくなる」などの声があり、個人のブログでも取り上げられるなど、反応は好評だという。内沼さんは「今回は9月12日で終了するが、復活も検討しているし、別の店から『うちでもやりたい』という話もいただいた。スパイラルとの共同プロジェクト第2弾として本と音楽を組み合わせたギフトセットも企画中」と、今後の展開に意欲をみせる。

 営業時間は11時~23時(文庫本セットの販売は17時~)。9月12日まで。

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