短編映画をフィーチャーした映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル 2005」が6月29日から7月4日までの6日間、ラフォーレミュージアム原宿(ラフォーレ原宿、TEL 03-3475-0411)で開催する。同祭は、世界各国の公募作品約2,000本のうち、日米の実行委員会が選んだ作品を「オフィシャルセレクション(コンペティションプログラム)」として上映するもので、2004年10月に「東京国際映画祭(TIFF)」の一環として開催した「ショートショート フィルムフェスティバル アジア」も初めて同時開催する(会場=原宿アストロホール、神宮前4、TEL 03-3402-3089)。上映作品は、両会場で全109本(コンペティション=78作品)。第1会場(ラフォーレミュージアム)では、ドイツ兵のダンス、外科医のダンス、テロリストのダンスなど、ユニークな形でダンスを取り入れた作品など全40作品と、その他「ハリーポッターとアズカバンの囚人」の監督を手掛けたアルフォンソ・キュアロン監督の初期作品「Falling Angel」や、「モーターサイクル・ダイヤリーズ」のチェ・ゲバラ役が話題を集めたガエル・ガルシア・ベルナル出演のショートフィルム2本を上映する。第2会場(アストロホール)では、台湾、インド、マレーシア、フィリピンなど、東南アジアや亜大陸を拠点に活動する監督による日本未公開作品22本や、ベトナムの若手監督による作品3本などを上映する。また、両会場共に、ナショナル・コンペティション部門として、多様なジャンルで製作された日本国内の短編映画16作品を上映すると共に、2004年、「アサヒスーパードライ」が設立した「スーパードライアワード」の初受賞監督=中尾浩之監督の新作「The Secret Show」も公開する。上映は、1プログラムに作品5~7本を集めて行われるもので、ラフォーレ原宿=5プログラム、アストロホール=4プログラム、両会場=ナショナル部門3プログラムを公開する。料金は1プログラムに付き一般=1,500円、学生=1,200円で、映画の日にちなみ7月1日のみ一律1,000円。Short Shorts Film Festival 2005