国内ブランドを中心に、2026年秋冬シーズンの新作が披露される「Rakuten Fashion Week TOKYO(楽天ファッション・ウィーク東京) 2026 A/W」が3月16日、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)をメイン会場に開幕し、初日は「KAKAN(カカン)」などのランウェーショーが行われた。主催は日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)。
デザイナー工藤花観さんが手がけるKAKANは、同ブランド初のランウェーショー。ニットブランドとしてデビューした当初から注目を集め、東京都なども支援する「TOKYO FASHION AWARD(TFA)2026」を受賞。「WILD, NOT PURE」をテーマに、工藤さんにとって「初心」に帰る一冊だという人類学者クロード・レヴィ=ストロースの「野生の対話」を手に制作を始めたというコレクションを披露した。
9階・ヒカリエホールAを会場に、ブランドの代名詞となる手紡ぎ糸による手編みのシリーズ「HANDSPAN」のロングドレスで幕を開けたショーは、一直線のランウェーをモデルがゆっくりと進みながら、柔らかなニットやテーラード、「DO THIS OR DIE」というメッセージを背面にあしらったアウターなどを披露。最後は、ニットを抱えるようにして歩いてきたモデルがニットを脱ぎ、長い編み地をそのままランウェーに残して舞台を去った。
ヒカリエホールBでは、台湾テキスタイルフェデレーション(紡拓会)が企画する台湾ファッションブランドの合同ショー「TAIWAN SELECT」がパートナーシップショーとして初開催され、デザイナー3組が新作を発表。8/CUBE(8階)では今月18日まで、写真家の井上ユミコさんと、バレエダンサーの堀内將平さんによるバレエ公演「バレエザニュークラシック2026」(7月開催)で衣装を手がけるKAKANと「mister. it(ミスターイット)」(砂川卓也さん)の服を展示。初日はインスタレーションでダンサー3人がパフォーマンスを披露した。
楽天ファッション・ウィーク東京は今月21日まで。