渋谷区をホームタウンにする3人制バスケットボール「3x3」のプロチーム「TOKYO DIME(東京ダイム)」が5月、男子ユース(U-15・U-18)チームを発足する。クラブが3月6日に発表した。
2014(平成26)年、昨年までプロバスケットボール選手としてプレーしていた岡田優介さんらが設立した同クラブ。「渋谷から世界へ!」をスローガンに、3x3の普及発展、選手の強化などに取り組んでいる。
バスケットボールは現状5人制が主流で、ユースのチームは「全国にも数えるほどしかない」と言う。大会の数も少なく、地域でレベルの格差があるなど課題がある一方、5人制との「かけ持ちがしやすく」、スキルアップや出場機会の確保という面で「育成年代に非常にプラスの要素が多い」と岡田さん。
東京ダイムはかねて育成に注力。2018(平成30)年には小学生・中学生を対象としたスクールを開校。現在は幼稚園生~高校生を対象に、本町や東など渋谷区内を中心に7校を運営。生徒数は400人を超えた。2024年、当時18歳だった高桑利架選手(高ははしごだか)の入団を機に、女子のU18チームを発足。男子ユースチームのニーズもあったが、コーチの確保や練習場所の調整に時間を要し、このほど体制が整った。
メインコーチには、東京ダイムの兄弟チーム「HACHINOHE DIME」の選手で、個人でアンダーカテゴリーの育成を行っている沢頭智弘さんが就任。岡田さんがアドバイザリーコーチとして不定期で指導。4月には、5人制バスケットボール「B3リーグ」に所属する東京ユナイテッドバスケットボールクラブアカデミーでサブディレクターを務めている高橋孟秀さんが加わる。
練習環境の提供に加え、プロテイン支給を含む栄養指導、プロ選手からの直接指導・合同練習、体力測定や身体組成計測、キャリア相談、成績優秀者の月謝を免除する特待生制度などの導入を検討。「ゆくゆくはDIMEを背負う選手、プロや日本代表を目指す選手が出てくることを期待」(岡田さん)し、トップチームへの招集やプロ契約も視野に入れる。
練習は、火曜・水曜・木曜・土曜の週3~4日。時間は、平日=18時~22時の中で2~3時間、土曜=14時30分~16時などを予定。練習場所は渋谷区内と都内近郊となる見込み。日本バスケットボール協会が主催する「3x3 U18日本選手権大会」などの大会、トップチームやイベントでのエキシビションマッチなどに出場する予定。
募集人数は、U15・U18共に定員20人。対象は12歳以上18歳以下の男子。3x3の経験は問わないが、5人制において都道府県大会出場レベル相当の競技力を持つ選手を求めている。開校に向け、今月19日(18時5分~19時30分 )、4月8日(19時~21時)、同21日(18時5分~19時30分)にトライアウトを行う。参加無料。5月までに合格者が6人以下を下回った場合は、活動開始時期を延長する可能性有り。
会費は、入会金=5,500円、年会費=1万1,000円(初年度無料)、月謝=1万9,800円。その他、練習や遠征の交通費、ウエア代、大会参加費などがかかる。
岡田さんは、「『新しい環境でチャレンジしたい、もっとうまくなりたい』という熱意のある方にぜひ参加してほしい。現時点での技術よりも、これから伸びようとする姿勢を持っている人を求めている。遠慮せず挑戦して」と呼びかける。年内にはU23チームの設立も予定している。