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渋谷で「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー」20周年記念映画祭

「バッタ君、町に行く」より

「バッタ君、町に行く」より

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 世界のアニメーションを紹介する「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー」20周年を記念した映画祭が1月16日、渋谷のミニシアター「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」(渋谷東映プラザ7階・9階)で始まる。

アカデミー賞短編アニメーション部門を受賞した「クラック!」より

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 三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーは、「三鷹の森ジブリ美術館」が、世界のアニメーションをセレクトし紹介する活動。これまで、高畑勲監督や宮崎駿監督が「おすすめする」作品を中心にシリーズ化して紹介してきた。

 映画祭では、4プログラムで8作品を上映する。カナダのフレデリック・バック監督作品を上映するプログラムでは、バック監督が初めて35ミリフィルムで「本格的に」取り組んだアニメーション「アブラカタブラ」など4作品をラインアップ。一脚のロッキングチェアがたどる運命を通じてケベックの伝統的な生活や文化、家族愛、自然への共感、現代文明批判などを描く「クラック!」など、アカデミー賞短編アニメーション部門受賞作も名を連ねる。

 フランスのアニメーション史上歴代興行収入1位を記録した作品で、魔女に呪いがかけられたアフリカの村で生まれたキリクが賢者が住む「禁じられたお山」へ旅に出る「キリクと魔女」(ミッシェル・オスロ監督)は、35ミリフィルムで上映。都会の草むらから「安全な」土地へ移ろうとするバッタの引っ越しを描いた作品で、「ベティ・ブープ」「スーパーマン」などを手がけたフライシャー兄弟のデイブ・フライシャー監督「最後の」長編アニメーション「バッタ君、町に行く」について宮崎監督は、「アニメーターをやるやつは見ておくべき」などとコメントを寄せている。

 「しわ」(イグナシオ・フェレーラス監督)はスペインのアカデミー賞と呼ばれている「ゴヤ賞」で最優秀アニメーション賞と最優秀脚本賞を受賞。同国の漫画を原作にした作品で、高畑監督は「ニメーション映画の持つ可能性がまた一つ広がった、とわたしは思っている。誰もが無関心ではいられないが、そのくせ、できれば目をそらせていたい老後の重いテーマを、勇気をもって扱っている」などと称賛している。

 鑑賞料は、一般=2,000円、学生=1,500円(平日は1,200円)ほか。今月29日まで。

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