TBSが主催する映画祭「第6回TBSドキュメンタリー映画祭2026」が3月13日から、渋谷・明治通りの商業施設「cocoti SHIBUYA」(渋谷区渋谷1)7階・8階の映画館「ヒューマントラストシネマ渋谷」で開催される。
2021年に始まった同祭は、TBSテレビや系列の各局が取材・記録した出来事を映画化したドキュメンタリーを上映。同祭をきっかけに、ドキュメンタリー映画を展開するブランド「TBS DOCS」を立ち上げた。過去の上映作は、劇場公開につながった作品や、映画祭にノミネートされた作品もある。
6回目を迎える今年の映画祭では、「表現者たち」を通して新たな感性に出合う「カルチャー・セレクション」、多様な生き方や新たな価値観を見つめる「ライフ・セレクション」、現代を取り巻く社会問題に迫る「ソーシャル・セレクション」の3つのテーマで16作品を上映する。
カルチャー・セレクションは4作品。「ブルーインパルスの空へ」は、万博フライトへの思いをコックピットの360度映像と共に描く、航空自衛隊のアクロバット飛行隊「ブルーインパルス」を追った作品。「野島伸司 いぬ派だけど ねこを飼う」は、脚本家・野島伸司に密着取材し家族の記憶や俳優への思い、脚本術などを明かす。
ライブ・セレクションは7作品。「バース・デイ劇場版 余命 1 年のシングルマザー~天才相撲少年への遺言~」は、「天才相撲少年」と呼ばれる現在高校生の豊田倫之亮さんと、シングルマザーである余命1年と宣告された母親の5年間を記録した。「共に、世界一へ デフサッカー日本代表の軌跡」は、昨年行われたデフ(耳が聞こえない・聞こえにくい)アスリートの国際大会「デフリンピック」に出場したデフサッカー日本代表の日々から共生社会のヒントを探る。「鈴木順子「私は生きる」―脱線事故 20 年、記憶の軌跡―」は、2005(平成17)年に起きたJR福知山線脱線事故で重傷を負いながら生還した女性の20年を追った。
ソーシャル・セレクションは5作品。「ある日、家族が死刑囚になって―」は、息子が事件を起こしたことで「死刑囚の家族」となった一家の物語。「特攻の海 ~3Dが語る80年目の真実~」は、沖縄の海底に沈むアメリカ軍の軍艦「エモンズ」を3D化や分析などを通じて戦争の記憶を未来に継承する取り組みを追った。
4月2日まで。