クリエーター向けのシェアオフィス・コワーキングスペース「LIFORK H/Q(リフォーク エイチキュー)」が今春、表参道沿いの複合商業施設「原宿クエスト」(渋谷区神宮前1)4階にオープンする。
NTT都市開発(千代田区)が2018(平成30)年から展開するシェアスペース事業「LIFORK」の新業態。俳優の別所哲也さんが社長を務め、別所さんが創設した国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」と連携した事業を展開するビジュアルボイス(千駄ヶ谷4)を運営パートナーに迎える。
コンセプトは「クリエーターの未来とコンテンツをともに創造するスペース」。施設名は「Human Quirks(多様な個性が尊重される場)」「Hive of Questers(探究者たちの巣)」「High Quality (ハイクオリティ)」という思いを込め、「/」は「With(共に)」を意味している。
施設内はシェアオフィス、コワーキングスペース、カフェ、レンタルスペース、レンタルルームで構成。空間設計は須藤剛建築設計事務所(新宿区)が手がけ、シェアオフィスなどの会員であるクリエーターとカフェの一般利用客が「緩やかにつながることを意識」した設計に仕上げるという。
シェアオフィスは、4人用(月額30万8,000円~)の個室3部屋と6人用(42万2,000円~)の個室3部屋を用意。24時間利用や登記が可能。コワーキングスペースは、シェアオフィスの会員とコワーキングスペースの会員が利用できる。フリーアドレスのエリアと専用デスク(1人月額3万3000円)などを用意する。利用料は1人月額3万3,000円。
来街者らも利用できるカフェはOVER VIEW COFFEE JAPAN(中央区)がディレクションを務める。カフェエリアには、大小さまざまなサイズのレンタルシェルフを設け、作品の展示・販売などに対応する。レンタルスペース(約27平方メートル)はポップアップ企画や作品展など多様な使い方ができるようにする。利用料は1日5万2,800円。レンタルルームは最大10人で利用でき、ブレストやディスカッションなどでの利用に加え、飲食物の持ち込みもできることからカフェの個室としても使える。
同施設では、パートナー企業と協業した取り組みとして、イベントやコンペティションの開催、専用機材の提供なども予定している。
NTT都市開発などが手がける同施設は、1988(昭和63)年に開業し、2021年に一時閉館。建て替えで新施設は昨年8月に完工した。9月から順次開業し、スポーツアパレルブランド「NIKE」や台湾発レストラン「富錦樹台菜香檳(フージンツリータイツァイシャンピン)」などがオープンしている。