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サッポロビール「福ヱビス」缶、東京芸大の学生とコラボ 恵比寿で作品展示

東京藝術大学の学生の作品を展示する場内

東京藝術大学の学生の作品を展示する場内

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 東京芸術大学の学生のアート作品を展示するイベント「福ヱビス ART GALLERY」が12月10日から、恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿4)内にあるヱビスビールブランドの体験拠点「YEBISU BREWERY TOKYO(ヱビス ブルワリー トウキョウ)」で開催されている。

「福ヱビス」のデザインに選ばれた川鍋桃奈さん

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 サッポロビールが展開する年末年始の限定デザイン缶ビール「福ヱビス」と同大の共創の一環。今回、同大の学生9人が「ヱビスビールらしさ」「新たな祝いのカタチ」をテーマにアート作品を制作。その中から同大美術学部デザイン科3年・川鍋桃奈(もな)さんの作品を缶にデザインし、今月2日に発売した。

 川鍋さんの作品名は、「泡糸-泡がほどく、こころの糸、つながる祝い-」。データをプリントした布をアクリル絵の具などで加筆したり、ミシンで刺しゅうしたり、布を切ったり加工したテキスタイルと、それをまとった川鍋さんの写真で構成。ヱビスビールの泡や黄金といった要素、自身が体験してきた祝いの場を「人と人のつながり」と考え、それを糸に置き換えテキスタイル化すると同時に、自身でまうことで表現したという。

 川鍋さんは、「まずはヱビスらしさを感じてもらいつつ、今までにない特別な『祝いのカタチ』ということで、普段飲んでいる方にも新鮮な気持ちで飲んでいただけたら。たくさんの方の手に渡ったら」などとコメントを寄せる。

 イベントでは、川鍋さんをはじめとする9人の作品を展示。「みる」と題した作品を手がけた荒木敬盛さんは、恵比寿ガーデンプレイスの前などに植えられており、縁起が良い木とされているクスノキをデザイン。白戸きずなさんの「満ち満ちる」は、膨らむ風船でヱビスの「温かみや心地よさ」を、アール・ヌーヴォーと和をかけ合わせたような「優美な雰囲気」の柄でヱビスの「華やかで繊細な上品さを、それぞれ表現した。

 営業時間は12時~20時(土曜・日曜・祝日は11時~19時)。1月19日まで。

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