俳優や歌手として活躍した石原裕次郎の生誕90年を記念したイベント「~『日本人が最も愛した男』、昭和の大スター~ 石原裕次郎生誕90周年祭」が12月12日、西武渋谷店(渋谷区宇田川町)A館2階イベントスペースで始まる。
昭和を代表するスタートして知られる石原。同イベントは、石原が昨年生誕90年を迎えたとともに、今年が昭和100年に当たることから企画した。
石原裕次郎は1934(昭和9)年兵庫県生まれ。大学在学中の1956(昭和31)年に兄で作家・政治家の故・石原慎太郎さんの芥川受賞作「太陽の季節」の映画に脇役として出演。同年、映画「狂った果実」で主演デビュー。1963(昭和38)年には、芸能事務所兼制作プロダクトブランド「石原プロモーション」を設立(2021年解散)。1987(昭和62)年に逝去した。テレビドラマ「太陽にほえろ!」「西部警察」シリーズ、歌手としては「北の旅人」「ブランデーグラス」などでも知られる。
会場では、映画「嵐を呼ぶ男」で演じたドラマー国分正一のドラムセット、「西部警察」で演じた木暮謙三の衣装、「狂った果実」「俺は待ってるぜ」といった主演映画の撮影台本など、映画・テレビドラマに関するアイテムを展示する。
会場では、裕次郎と故・渡哲也さんの2ショットの「西部警察」アクリルスタンド(1,800円)や、「嵐を呼ぶ男」「天下を取る」の裕次郎の写真をプリントするTシャツ(4,400円)などのグッズを販売。裕次郎のヨット「コンテッサ」のロゴなどのデザインを用意するライター「Zippo」(1万8,000円)、洋菓子ブランド「神戸風月堂」とコラボレーションした裕次郎の自画像を缶にデザインするミニゴーフル(900円)など、コラボレーション商品もラインアップする。裕次郎の誕生日である今月28日には、3,000円以上(合算不可)の購入客にバースデーカードを進呈する。
営業時間は10時~20時。入場無料。今月28日まで。