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代官山で「ルートート」チャリティー展覧会 著名人35組の作品展示

会場の様子

会場の様子

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 著名人らがトートバッグをデザインする「ROOTOTE(ルートート)チャリティーイベント」の展覧会が12月6日、代官山のギャラリー「モンキーギャラリー」(渋谷区猿楽町、TEL 03-3464-3766)で始まった。

多彩な作品が並ぶ場内

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 トートバッグブランド「ルートート」による企画。2003(平成15)に発売した無地の白いトートバッグ「トート・アズ・キャンバス」をキャンバスに、趣旨に賛同した各界で活躍する著名人が作品を制作。作品は「Yahoo!オークション」(今月9日~12日)で販売し、売り上げは全額「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」に寄付。国内で経済的に困難な状況にある子どもたちの支援活動に充てる。これまで18回を開催し、震災の復興支援や新型コロナウイルス感染症関連の支援などに約7,681万円を寄付している。

 19回目を迎える今回は35組が参加。うち22組が初参加となる。スパイス料理研究家の一条もんこさんは実際に使っているカレースプーンを付けるなど「心から好きなカツカレー」を表現。プロ車椅子テニスプレーヤーの小田凱人選手は、自身の頭文字「T」に合わせてTが付く単語を集めた。女優の草刈民代さんは、「見る人の心がポッと温まるような絵を描きたい」と、山水画を描いた。千葉県・船橋市の非公認ご当地キャラクターふなっしーは、「梨汁のみずみずしさ」をカラフルに表現。スポーツキャスターの松坂大輔さんは、「高校の時からずっと大切にしてきた言葉」を書いた。

 「ペンギンたちのクリスマス」をテーマにクリスマスリースの飾り付けをするペンギンを描いたフリーアナウンサーの新井恵理那さん、自身の子どもに「好きなように描いていいよ」とデザインを託した声優の鈴村健一さん、四季の草花でリースを描いた俳優の横溝菜帆さんらの作品も並ぶ。

 バンド「ROCK’A'TRENCH」のメンバー、オータケハヤトさんは19回連続で参加。「前後のストーリーや意味合いを、偽りなくつなぐこと」と解釈する音楽用語「Fill-In」から、「ぶつ切りにならない人生を」をテーマに、作品を仕上げた。

 開催時間は10時~19時。入場無料。今月15日まで。

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