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アパレルブランド「Ami Paris」、表参道に長期限定店 カフェ併設

パリのオスマン建築を想起させるデザインの外観。撮影:Kyoko Munakata

パリのオスマン建築を想起させるデザインの外観。撮影:Kyoko Munakata

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 仏アパレルブランド「Ami Paris(アミ パリス)」のカフェを併設するポップアップストア「AMI PARIS POP-UP STORE AND LE CAFE AMI」(渋谷区神宮前4)が11月28日、表参道にオープンした。経営はAMI Paris Japan(神宮前2)。

店内の様子

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 2011年にパリで誕生。「デイオール オム」「マーク ジェイコブス」などで経験を積んだアレクサンドル・マティッシュさんが創設した。フランス語で「友達」を意味するブランド名の「Ami」は、マティッシュさんのイニシャルに由来している。

 出店場所は、レンタルスペースとしても貸し出しているベーカリー「BAKERY CAAFE 426」。同ブランドは昨年11月~今年2月にも同所でポップアップを展開していた。面積は2フロア計136平方メートル。デザインテーマは「第二のパリジャンホーム」。カフェ「Le Cafe Ami」を併設する。

 2階のバルコニーなど、ファサードは現在のパリの街並みのベースとなっているオスマン(オスマニアン)建築を想起させるデザイン。側面のバルコニーには、マティッシュさんの幼少期から着想を得た男の子のオブジェを配置。ブランドを象徴するAの文字とハート型を組み合わせたロゴ「Ami de Coeur(アミ ドゥ クール)」型の風船を持っている。フランスのアルベール・ラモリス監督の短編映画「赤い風船」へのオマージュであり、ブランドが大切にしているという「私的な世界観」を表現した。パリのビストロを「再解釈した」店内では、ベージュのライムペイント、ライトオークの木材、パーケットフローリングなど、同ブランドのブティックを「象徴する」素材を使っている。

 3期間に分け、3部構成で展開。それぞれで設定するテーマに合わせた装飾などを行う。第1章「A Magical World」は、「大人になっても心の中の子どもは消えない」という同ブランドの「精神」を体現。メンズ・ウィメンズのレディ・トゥ・ウエア、アクセサリーなどを取り扱う。

 アルパカニットのカーディガン(10万7,800円)、アルパカ80%のスカーフ(5万9,400円)など、ホリデーシーズンのカプセルコレクション「Ami Holidays」も展開。同コレクションでは、コーデュロイのオーバーオール(7万7,000円)、クルーネックセーター(3万8,500円)など、ブランド初となるキッズアイテムもラインアップ。テディベア(5万9,400円)は数量限定商品となる。

 カフェでは、京都のコーヒー会社・小川珈琲(コーヒー)がドリンクを監修。ブレンドコーヒー(800円)やカフェラテ(950円)、抹茶ラテ(900円)など。フードは、クロワッサン(600円)とパンオショコラ(700円)を用意。季節限定メニューも扱い、現在はシナモンカプチーノやホットショコラ(以上1,000円)、ダミエクッキー(1,400円)などをそろえる。支払いはキャッシュレスのみ。フードは祝日を除く月曜・火曜定休。テイクアウトが基本で、予約制のイートインも用意する。

 営業時間は11時~20時。2026年10月末まで。

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