映画「果てしなきスカーレット」公開を記念した体験型イベント「細田守監督作品と思考実験展」が11月21日、SHIBUYA YSUTAYA(渋谷区宇田川町)地下1階「SHIBUYA IP SQUARE」で始まる。主催は日本テレビ放送網、KADOKAWA、NO MORE。
「バケモノの子」に登場する都市「渋天街」を表現したエリアのイメージ
体験型エンターテインメントの企画・開発プロデュースを手がけるNO MORE(恵比寿西2)が5月に初開催した「もしも別の世界に行けたなら、あなたはどう生きるのか?」を実験するイベント「思考実験展」と、映画「果てしなきスカーレット」を軸に細田監督の作品がコラボレーションする企画。取り上げる作品は、同作のほか「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」「未来のミライ」「竜とそばかすの姫」。
映画館を舞台とする場内には、「時をかける少女」の教室や「バケモノの子」に登場する架空の都市「渋天街」など各作品の世界を表現する空間を展開。来場客はキャストが演じる案内人先導の下、場内を進む。場内には「もしもあの映画の、あのシーンに直面したら、あなたはどんな選択をするか?」をテーマに、各作品を題材にした「答えのない問い」を用意。来場客は答えながら進み、最後にはそれぞれの選択から「思考実験の結果」が分かり、「考えや価値観に向き合う体験」ができるようにする。
入場無料物販エリアでは、オリジナルグッズを販売。商品は、各作品をモチーフにしたTシャツやサーモボトル、B2サイズのポスター、トレーディング箔(はく)押しチケット風カード、ステッカーなど。
「果てしなきスカーレット」は、細田監督の最新作で同日公開。主人公は、国王である父を殺した敵への復讐に心を誓う王女・スカーレット。現代からやって来た看護師の青年・聖と出会ったことで変化していく物語。
開催時間は10時~21時40分(物販エリアは21時まで)。入場料は3,900円。体験時間は約70分。12月21日まで。