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渋谷で体験型企画「怒怒怒ランド」 許せないメッセージや怒っている人も展示

ボールを投げてイライラする言葉にぶつける体験型企画「ふざけてるとこうなるぞ投げ」

ボールを投げてイライラする言葉にぶつける体験型企画「ふざけてるとこうなるぞ投げ」

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 「友達がやってるカフェ」「いい人すぎるよ展」などを手がけてきたクリエーティブディレクター明円卓(みょうえん・すぐる)さんを中心としたクリエーティブチーム「entaku」による「怒りを楽しむ」体験型企画展「怒怒怒ランド」が11月16日、西武渋谷店B館地下1階で始まった。

オリジナルキャラクターの着ぐるみも登場

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 初の企画となる同展は、さまざまな形で「怒り」の内容を紹介する展示コンテンツと、ボールを投げるなどの体験型コンテンツで構成。「怒怒怒ランド」のオリジナルキャラクターの着ぐるみが怒りながらパフォーマンスするショーも行う。

 展示企画は、「許せない」メッセージを、スマホを模した巨大なモチーフにして展示する「許すまじスマホ」、不ぞろいなロゴなどで「A型できちょうめんな人が耐えられない」というコンセプトで展開する「A型の人立ち入り禁止エリア」、展示パネルのほか「怒っている人間」も登場する「怒ってる人どうぶつえん」など。同居している恋人が朝4時に帰宅したときや、急に扉を開けられた思春期の子ども、「至急データを送ってください」と言われたデザイナーなどを「展示」する。

 追加料金が必要な「あそびパス」で参加できる体験型企画は、怒りマークを投げて優しい人でもじわじわと怒らせるというコンセプトの「もしかして怒ってます? 大会」をはじめ、ボールを投げてイライラする言葉をボールで「ぶっ飛ばす」遊び「ぶっ飛ばすぞボンボヤージュ」などを用意。同じくイライラする言葉をボールで投げてやっつける「ふざけてるとこうなるぞ投げ」は、キャストが手動で札を動かす「邪魔」も入る。

 オリジナルキャラの「怒怒怒アニマルズ」は、怒怒怒ランドの園長で46歳のオコジョ「おこじ」と、怒怒怒ランド正社員でウサギ特有の長い耳で世の中のイライラする言葉がよく聞こえてしまうという繊細なキャラクターの「ウッサ」、ウッサの同僚で、副園長争いで仲が悪く、本人の意思に反して「かわいい」と言われてしまうため怒っている「プンダ」の3キャラクター。期間中、火曜・水曜・木曜の18時~45分の展示鑑賞券の購入者のみが鑑賞できる(12月30日・31日は休み)。

 開催時間は10時~20時(最終入場は19時45分)。入場料は、展示鑑賞券=平日2,100円、休日2,400円、展示鑑賞券+ハーフあそびパス=同2,700円、同3,000円、展示鑑賞券+フルあそびパス=同3,100円、同3,400円、小学生以下無料。来年2月25日まで。

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