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タワレコ渋谷店、5フロア刷新へ 「推し活」注力、立ち飲みビアバーも

全面リニューアルする1階のイメージ

全面リニューアルする1階のイメージ

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 タワーレコード渋谷店(渋谷区神南1)が11月4日から順次、改装を進めている。

6階に新設するビアバー「TOWER RECORDS BEER」のイメージ

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 1995(平成7)年3月に、宇田川町から「マルイ」などが並ぶ神宮通り沿いに移転オープンした同店。リニューアルは、2023年のアナログフロア拡大以来となる。今回は5フロアを「時代の潮流に合わせて」刷新。「トレンドの、その先の“好き”へ。」をテーマに、「新体験型ミュージックストア」を目指すという。

 第1弾として1階は同日から全面休業し、エントランスやレジの配置なども含めて変え、「視認性の高い売り場」にフルリニューアル。同店を「象徴するエンターテインメント空間」として、写真や動画を撮りたくなるよう天井近くに鏡を設置する「体験型ウェルカムゲート」も設ける。ゲート内のみで流すBGMも用意する。

 「パワープッシュエリア」では、CDやアナログレコード、書籍、タワーレコードのオリジナルグッズなどをラインアップ。昨今の「推し活ブーム」に対応する「推しエリア」では、推し活グッズや、1人での来店客も撮影できるように自撮り機能が付いたフォトスポットを設ける。第1弾の改装は12月18日まで。

 第2弾として来年1月1日から、4階~6階の改装に取りかかる。アイドルやアニメ・ゲームの作品を中心に扱う4階は、フォトスポットを個室化し、「没入しやすい空間」を目指す。等身大ビジュアルの隣に大型のミラーを置くことでアーティストと同じステージに立っているかのような写真が撮れる「ダンススタジオ風フォトスポット」をイメージ。アーティストやイベントの特徴に合わせてライティングも変えられるようにする。アニメ・ゲームコーナーはラックの数を従来の1.5倍に増やし、アニメ楽曲の「さらなる盛り上がり」に対応。商品バリエーションを増やす。

 5階はK-POPフロア。「韓国らしさ」を追求し、韓国の繁華街をイメージするネオンサイン風の装飾照明を導入するという。両フロア共に、2月23日まで全面休業予定。

 アナログ専門店「TOWER VINYL」を展開する6階の一角には、スタンディングのビアバー「TOWER RECORDS BEER」を新設。国内外のブルワリーを中心に、クラフトビール12タップを用意。オリジナルのクラフトビールも提供予定。フロア内にはDJブースも設置し、ビールを飲みながら楽しめるイベントなども開催していく予定。改装は2月27日まで。

 邦楽を扱う3階は2月3日~7日に、フロアの一部のみを工事。J-POPの在庫を強化し、従来の約1.5倍の品ぞろえを想定する。

 営業時間は11時~22時。フルオープンは2月28日を予定。

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