仏・高級フレグランスブランド「DIPTYQUE(ディプティック)」の日本初となる旗艦店「ディプティック 表参道」(渋谷区神宮前5)が10月24日、表参道エリアにオープンした。
自然・旅行・アートにインスピレーションを得て1961年に仏パリで設立された同ブランド。1963年には、火をともすことで香るオリジナルのフレグランスキャンドルを開発し、ブランドを代表する人気商品の一つとして知られる。
場所は、表参道から入ってすぐのキャットストリート沿いの路面。2カ所にエントランスを設け、Diptyqueのロゴを上部にあしらった鮮やかな緑色のファサードが特徴。キャットストリート沿いのエントランスの外には、日本の植物を植えた庭園を設ける。店の南側には、フレグランス「Oyedo(オイエド)」のイラストを着想源にした植物のモチーフのステンドグラスの窓をしつらえた。
光幕天井や絵画などが目を引く店内は、3つのスペースで構成。メインエントランスの正面には暖炉を配置。入って左側の、部屋のように独立したスペース「l’art du ba in(アールデュバン=バスルームの芸術)」はハンドメードの寄せ木張りの床で、中央に白い大理石のシンクを設置。パリを拠点に活躍するユニット「Redfield & Dattner(レッドフィールド&ダットナー)」の絵が壁面を飾る。
2つ目のエントランスの左側は、彫刻が施された木製の本棚をステンドグラスの窓を囲むように配し、新作コレクションなどを並べる。店舗中央には、ボルドーのラッカー仕上げの天板のロングカウンターを置き、フレグランスコレクションが並ぶ。奥の部屋の中央には、木とファブリックで仕立てた円形の席を置き、ホームフレグランスのコレクションを展示。ハーバリウムの標本とキャンドルコレクションも並べる。
「フローラル」「ウッディ」「スパイシー」「ハーバル」といったノートがそろうフレグランスキャンドルなどのホームフレグランスをはじめ、フレグランスやボディーケアなど、各コレクションの専用スペースを用意。キャンドルアクセサリーのデコレーションコレクションも展開する。
店内にはギフティングのスペースを設けるほか、使用済みのキャンドルやフレグランスのガラス容器の回収にも応じる。
営業時間は11時~20時。