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原宿の老舗古着店「パナマボーイ」閉店へ 46年の歴史に幕

「パナマボーイ原宿店」外観

「パナマボーイ原宿店」外観

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 原宿の老舗古着店「PANAMABOY(パナマボーイ)原宿店」(渋谷区神宮前1)が10月26日で閉店する。

古着のリメークアイテムなどが並ぶ店内

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 同店は1979(昭和54)年、原宿・竹下通りから一本入ったビルの2階にオープン。その後1階にも増床し、コロナ禍以降は1階のみで営業。北米から買い付けた古着は、アイテムやカラー、デザインなどバラエティーに富んだ品ぞろえで、古着のシャツをつなぎ合わせたり、レースやビーズを装飾したりした独自のリメークアイテムでも知られる。Tシャツが1,500円~、リメーク品が4,500円~など、値頃感のある価格帯も人気を集めてきた。

 同店を手がけるパナマボーイ(富ヶ谷2)によると、コロナ禍で5店舗を閉め、原宿店と本社1階の店舗、名古屋店の3店舗体制に。原宿店が開店した46年前には「同潤会アパートや、セントラルアパートに喫茶店『レオン』があった時代」と振り返りつつ、インバウンドの増加など「ここ数年はあまりにも環境が激変し、ここでの営業継続は難しいと判断した」と閉店理由を明かす。他の2店舗は営業を続ける。

 同社事業部長の山田峰人さんは、同店の特徴について、「他とかぶらず、『わが道』を行くのがうちの店。わくわくする品ぞろえや店づくりを心がけてきた」と話す。現在、全品50%引きの閉店セールを展開している。

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