
渋谷駅前の複合施設「MIYASHITA PARK」南街区1階にに10月11日、食とエンターテインメントを提供する新区画「Park in Park」がオープンする。
三井不動産が展開する、多様なサービスをかけ合わせて施設の価値の最大化を図る「コマーシャル・サービス・プラットフォーマー」戦略の一環で、MIYASHITA PARKの「体験型メディア」化を図るリニューアル。9月上旬には、フードホール前の約5メートル×3メートルのサイネージなど、館内にデジタルサイネージ42面を設置。来年2月上旬には渋谷駅側の遊歩道に高さ3.5メートルの三角柱型のサイネージ8本と、渋谷駅側のエレベーター外壁に6メートル×7メートルのサイネージの設置も予定している。施設全体で文化を発信する。
新区画となるPark in Parkは、三井不動産グループが運営する、東京ドームなどで開かるアーティストライブと連動したポップアップイベントなどを展開していく。第1弾として、今月25日・26日に来日公演を行う英ロックバンド「Oasis(オアシス)」の公式ポップアップショップ「Oasis Live ‘25 Tokyo Fan Store」をオープンする。渋谷は、1994(平成6)年に同バンド初の来日公演が渋谷クアトロ(宇田川町)で開催された地でもある。
会期中は、館内のデジタルサイネージ42面にもOasisのミュージックビデオを流すほか、BGMにはOasisの楽曲を採用。アルバム「モーニング・グローリー」のジャケットのような写真が撮影できるフォトスポットなども用意する。
ポップアップショップでは、来日公演グッズやイギリス直輸入のツアーパンフレット(5,000円)、同店とオンラインストア限定のTシャツ(5,000円~)、マグカップ(2,200円)、マグネット(1,200円)、ブランケット(7,500円)、アクリルスタンド(2,000円)などを販売する。入場は基本予約制。
同期間中、同施設南街区2階ではAmazon Musicが「Amazon Music Room」を開催。ECサイト「Amazon.co.jp」限定発売のトートバッグやラグマットなどを展示するほか、1990年代のUKロックファンの部屋をイメージしたフォトブースを設置する。
ポップアップショップの営業時間は11時~23時。11月2日まで。