
地域の防災意識を高め防災力向上を図ることを目的にした「渋谷防災キャラバン in 上原地区」が9月20日、富谷小学校(渋谷区上原1)で開かれる。
渋谷区が、従来の見学型の防災訓練を「フェス」の形で「参加型」の防災訓練として開催。2018(平成30)年から展開する渋谷防災キャラバンは、地域の防災意識を高め「防災力」向上を図り、区内11地区で避難所に指定されている小・中学校などで開催している。
場内では、防災クイズや避難所となる学校で備蓄している非常食やワンタッチパーティションの紹介、マンホールトイレの設置訓練や展示、AEDの使い方や胸骨圧迫(心臓マッサージ)の体験コーナーなどを展開。災害時に「必要最低限必要」な3日間の家庭の備蓄品を展示する「東京都葛飾福祉工場」のブースは、渋谷区があっせんする防災用品の販売もする。
渋谷消防署は消火器を使った初期消火訓練を実施。渋谷区と東急不動産によるドローンチーム「FLYING Bee(フライングビー)」は、防災ドローンの飛行訓練を行う。赤外線カメラの映像や上空のドローンからの映像をモニターで紹介する。会場には、消防車両や、災害時に給電車両として活用する電動車、区内で活動する青色防犯灯付きパトロール車(通称:ハチパト)も展示する。
備えなどについて「分かりやすく」学べるコンテンツを展開するステージには、お笑いコンビ「ウエストランド」が登場予定。
開催時間は9時~12時。参加無料。