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荒木飛呂彦さん×「ヱビスビール」第2弾 恵比寿で描き下ろし美人画展

会場の様子©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

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 「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズなどで知られる漫画家・荒木飛呂彦さんとヱビスビールがコラボレーションした企画展「五感で味わう、ヱビスの美人画展」が9月10日、恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿4)内にあるヱビスビールブランドの体験拠点「YEBISU BREWERY TOKYO(ヱビス ブルワリー トウキョウ)」で始まる。

作品を使ったグッズの一部

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 ヱビスビール発売135周年記念企画の一環で、荒木さんとのコラボレーションは2月に続く第2弾となる。同ブランドが誕生した明治時代には美人画を起用した広告が多く、同ブランドでも明治後期から広告に起用。こうした背景から荒木さんは、「ヱビスの歴史を象徴する」美人画を「現代的にアップデート」して描き下ろした。

 第1弾は和装だったが、今回は洋装の女性を描いた。前回同様、ボブで「強そうな女性」をモデルに、背景は描き込まずに洋服の模様で表現。荒木さんは、「絵としてそこの時間で止まってほしい」「場所がどこか分からない」作品に仕上げたと言う。「ムーンライトロケット」は、砂漠とも月面とも取れるデザイン。「バードウォッチング」は、「自然にいるような家の中から外を見ているような、不思議な絵」を目指した。

 会場では、新作の美人画2点(「ムーンライトロケット」「バードウォッチング」)をはじめ、第1弾の美人画2点、恵比寿様1点の3点を合わせた計5点を、前回より大きな高さ3.5メートルで展示。美人画に「入り込む」フォトスポットや、「ムーンライトロケット」を使ったデザインのスタンプ、音声で聴く解説コンテンツも用意する。

 今月17日には、作品を印刷したヱビスビール缶が発売。会場では同日から、作品を使ったTシャツ(6,600円)やデニムトートバッグ(4,400円)、ブリキコースター(1,100円)、B2ポスター(1,430円)なども販売する。サコッシュ(5,500円)、6オンスグラス(4,620円)は同所限定商品となる。グッズ購入には整理券が必要で、ウェブで予約を受け付けている。

 館内の試飲スペース「タップルーム」では、荒木さんが描き下ろした「ムーンライトロケット」をテーマに醸造し、荒木さんが命名した数量限定オリジナルビール「ゴールデンオデッセイ -黄金の冒険-」も提供する。

 営業時間は12時~20時(土曜・日曜・祝日は11時~19時)。11月30日まで。

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