ベトナムのレストラン「Nen」の海外初旗艦店「Nen Tokyo（ネン トウキョウ）」（渋谷区代官山町）が9月2日、代官山にオープンする。企画・運営はNen Global（品川区）。

店内のイメージ

　2017年、学生時代から10年以上にわたり料理ブログで情報発信していたサマー・レさんが、ベトナム中部のダナンにオープンした「Nen」。「Consciously Vietnamese（意識的にベトナムらしく）」をコンセプトに掲げ、使う食材の約99％をベトナム国外から調達。自然や文化、人生のストーリーをテーマにしたコース「Sto:ry Menu（ストーリーメニュー）」を提供している。昨年、ベトナム国内で初めてミシュランガイドでグリーンスターを獲得し、今年も同賞を獲得した。2022年にホーチミンに出店した姉妹店「Nen Light Saigon」も、ミシュラン・セレクテッドレストランに3年連続で掲載されている。

　代官山の店舗は、東京における「ベトナム料理のハブ」になることを目指す。ベトナムの自然や風土、文化的背景を感じさせることを核にしつつ、東京の「文脈に寄り添った」食体験の提供を図る。

　席数は40席。メニューは、ショートコース（6品、1万6,000円）とフルコース（9品、2万1,000円、金額はシーズンにより変動する可能性あり）を用意。ランチなども順次展開する予定。

　営業時間は18時～22時30分。月曜定休。