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渋谷の未来創造拠点で「ナナナナ祭」 食べられる箸置きや新素材折り紙など

昨年開催時の様子

昨年開催時の様子

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 JR渋谷駅新南口近くの渋谷川沿いにある「未来創造」拠点「100BANCH(ヒャクバンチ)」(渋谷区渋谷3)で7月7日から、イベント「ナナナナ祭2025 ー渋谷未来博ー」が開かれる。

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 パナソニックホールディングスの創業100周年記念事業として構想が始まり、2017(平成29)年にオープンした同所。「100年先の世界を豊かにするための実験区」をコンセプトに、35歳未満の代表者のプロジェクトを推進するアクセラレーションプログラム「Garage Program」を展開。公募で集まった中からさまざまなジャンルのメンターにより採択されたプロジェクト実践者に、同施設内を主要拠点として貸し出している。

 ナナナナ祭は7月7日にオープンした同所の周年記念イベントとして毎年同日前後に開催。日頃施設内で行われている実験を広く公開し、社会実装の足がかりにすることを目的にしている。

 初日の7日はカンファレンスデー。有識者や実践者を招き、「まち×創造」「AI×創造」などをテーマにトークを展開する。開催時間は11時~21時。参加料は、一般7,000円、学生4,000円(ランチ・懇親会付き)ほか。

 同11日~13日には、アクセラレーションプログラム「GARAGE Program」の成果発表の場として、採択されたスタートアップやクリエーターが企画した26のプログラムを展開する。参加者と仲良くなれそうな「ベストフレンド犬」の診断など嗜好(しこう)性や、ライフスタイルからパーソナルな「犬との向き合い方」を提案する「ドッグプランニングお試し体験」、和三盆でできた食べられる箸置き「和三置き」の展示、試食・試作会・琥珀(こはく)糖による食べられるインスタレーションを展開する「和菓子暮らし」などを展開。

 ワークショップ「リアル詐欺シミュレーション!君はAIおばあちゃんを騙せるか?」では、対話式AIと詐欺感知システムを活用。「オリガミの庭」は、金属や石灰石など新素材を使った折り紙の作品展示などを行う。「遥かなる他者へのアップサイクルデザイン」では、参加者が考えたアップサイクルのデザインをAIが査定し値段を付ける。

 有料プログラムも展開。人型ロボットを操作してターゲットを狙うシューティングゲーム「目指せ百発百中!ロボット射的」(300円、高校生以下無料)や、参加者に合わせた短編映画を提供する「注文の多い映画店」(500円)など。開催時間は12時~20時。

 同13日まで。

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