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渋谷・原宿で「プライドパレード」 1万5千人が権利や尊厳求め行進

パレードの様子

パレードの様子

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 性的マイノリティーの権利と尊厳を求める「プライドパレード」が6月8日、渋谷や原宿などで行われた。

「プライドフェスティバル」の様子

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 2012(平成24)年から開催していた「東京レインボープライド」の名称を変更し、世界的な「プライドマンス(月間)」である6月に合わせて実施している「Tokyo Pride 2025」の目玉の一つとして開かれた「Pride Festival(プライドフェスティバル)」の一環。同フェスは7日・8日に代々木公園イベント広場(渋谷区神南2)などでLGBTQ+の祭典が開かれ、パレードも同フェスの一環として開かれた。

 パレードには、60集団・約1万5000人が参加。「全ての命が平等な権利を持つべき」というメッセージを込めたメッセージ「Same Life, Same Rights(同じ権利が全ての命に)」をはじめ、法律上同性同士のカップルたちが婚姻の平等(同性婚の法制化)を求めるメッセージを掲げ、公園通りや明治通りなど渋谷・原宿エリアを練り歩いた。トランスジェンダーの権利や、全国の「プライド団体」の活動の可視化など、LGBTQ+コミュニティーが直面する課題も訴えた。

 プライドフェスティバルでは、代々木公園内に、国内外の団体やNPO法人、企業、飲食店など209ブースが出店。LGBTQ+に関する取り組みを紹介する展示や体験型企画などを展開したほか、多彩なアーティストがステージでパフォーマンスを披露。主催の東京レインボープライドによると、2日間で延べ約27万3000人が来場したという。

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