
イベント「カンボジアフェスティバル2025」が5月3日・4日、代々木公園(渋谷区神南2)イベント広場で開催される。主催は実行委員会、在日本カンボジア王国大使館、NPO法人在日カンボジアコミュニティ、在日カンボジア留学生協会などが共催。
カンボジアの伝統文化や世界遺産などの観光スポット、食などの魅力を伝えることや、「カンボジアと日本の絆を深めたい」という思いから2015(平成27)年に始まり、今年で9回目を迎える。昨年は約10万人が来場したという。
場内には約70ブースが出店。飲食ブースでは、ココナツミルク入りの卵液で魚を蒸す「アモック」、カンボジアの朝食として定番という麺料理「クイティウ」、米粉を原料にした麺料理「ヌンバンチョック」、ハーブに漬け込んだ牛肉の串焼き、もち米とバナナをバナナの葉で包んで蒸すバナナちまき、ビール「アンコールビール」、キャッサバ芋を元老にする焼酎などカンボジアの料理やドリンクを提供。カンボジアで作られたアクセサリーや雑貨、カンボジア料理のレシピ本を販売するブースなども並ぶ。
在日カンボジア王国大使館のブースでは、伝統楽器の展示などを、カンボジアの寺によるブースでは経や供えの体験を行う。
ステージでは、カンボジアの文化芸術省舞踊団、カンボジア人のグループ「SK Production」、カンボジアにルーツを持ち日本で生まれ育ったJet Settさん、カンボジア王立芸術学校を卒業した日本人が主宰するカンボジア舞踊教室「SAKARAK」らがパフォーマンスを展開。在日カンボジア留学生協会は、カンボジアの伝統衣装のファッションショーを行う。
開催時間は10時~19時。雨天決行。