
ビル一棟の壁面を使い、人気作「名探偵コナン」に登場する私立探偵事務所「毛利探偵事務所」を模した巨大広告が4月29日、渋谷・道玄坂に登場する。
青山剛昌さん原作の名探偵コナンは、100巻を超えるコミックスの累計発行部数が2.7億部以上、テレビアニメシリーズは放送1100回を超え、国内外で人気を集める。原作30周年を迎えた昨年公開された劇場版27作目「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」は興行収入158億円を超え、シリーズ最高興収を更新。最新作となる劇場版28作目「隻眼の残像(フラッシュバック)」は今月18日に公開された。
毛利探偵事務所を模した広告は、渋谷駅前(スクランブル)交差点近くのイベントスペース「ZeroBase渋谷」(渋谷区道玄坂2)の壁面に出現。「Netflix」のプロモーションで、現在配信している複数のテレビシリーズと劇場版作品をPR。最新作のメインキャラクターとなる探偵の「眠りの小五郎」こと毛利小五郎とコラボした「ネフリの小五郎」プロジェクトの一環だという。
一時は落ち目の探偵だった小五郎は、コナンが間接的に事件を解決するようになってから「眠りの小五郎」として有名になり、事務所はコナンの活躍の場の一つとしても知られる。1階には喫茶店「ポアロ」が併設され、2階が探偵事務所、3階は毛利の住居スペース。今回ビルの壁一面に登場する広告にも、1階に喫茶ポアロ、2階の窓に「毛利探偵事務所」の文字が描かれ、3階の窓上にはNetflixの「N」ロゴを掲出。なじみのキャラクターも描かれる。
1階部分で提示されるチラシ「毛利探偵事務所実績公開中」の中にあるQRコードを読み取ると、Netflixで配信中の関連作品一覧が表示される。
5月5日まで。