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渋谷再現したメタバース「αU metaverse」 会話やエンタメ体験など

「αU metaverse」の体験イメージ

「αU metaverse」の体験イメージ

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 バーチャルの渋谷などを舞台にしたメタバースサービス「αU(アルファユー)metaverse」が3月7日、公開された。

家具などで模様替えができるマイルームのイメージ

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 KDDIのメタバース・Web3サービス「αU」の一つ。同社は2020年にプラットホーム「クラスター」上に「バーチャル渋谷」を開設、昨年10月にはリアルとバーチャル空間が連動する「バーチャルツイン渋谷」の実証実験をするなど、5G通信やAR・MR技術を活用した「都市体験の拡張」に取り組んで来た。

 デジタルツインを「コンシューマービジネスに転換しよう」と考えたなか、若年層は友人や家族などで居場所をアプリで共有していたり、テレビ電話を長時間つなげた状態で生活する「リモート同棲」をしたりしている背景に着目。「リアルの世界とバーチャル世界の線引きはもうないんじゃないか」(同社高橋誠社長)と考え、「もう、ひとつの世界」をコンセプトに、友人らとのコミュニケーション、買い物、エンターテインメントへの参加などの「日常体験」が場所や時間にとらわれずできるサービスとして「αU」を提供する。

 「αU」の中心となるのが、カヤック(神奈川県)のクリエーティブ・ディレクター天野清之さんを総合プロデューサーに迎えた「αUメタバース」。これまで「バーチャル渋谷」はハロウィーンなどのイベント時に利用してきたが、「αUメタバース」は日常使いできるよう設計した。アバターが街を回遊できることはもちろん、現在のSNSはテキストでのコミュニケーションが中心のなか、リアルタイムに音声で会話ができるほか、友人らとカラオケなどに行くことなどもできる。アバターがするモーションは、手を振るなどに加えて踊るなど種類を増やしている。来街者同士のコミュニケーションだけでなく、声援を送ることもできる音楽ライブ、トークライブ、クリエーターによる展覧会なども開催していく。

 街とは別に利用者個人の部屋「マイルーム」を用意。アプリ上のショップで購入もできるソファやテレビなどの家具で模様替えをすることもできる。

 街はバーチャル渋谷同様、リアルの街並みを再現した渋谷で、ハチ公前広場周辺やSHIBUYA109渋谷店前などに加え、渋谷センター街もアクセスできる。今後はアクセスできる場所を増やしていく予定。エリアは渋谷(駅周辺)に加え大阪(心斎橋エリア)も用意。アクセスするエリアは自由に選べる。バーチャル渋谷も継続し活用していくと言い、「αUメタバース」の渋谷とバーチャル渋谷を双方のアバターで行き来できるようにする予定。

 「αUメタバース」はApp StoreとGoogle Playでダウンロードできる。利用無料。

 「αU」ではこのほか、今後「αUメタバース」のマイルームに飾ることもできるようになるNFTなどが購入でき、渋谷区の店舗から提供を開始するリアル店舗で特典が受けられる会員証も扱う電子取引市場「αU market」、同所で購入したNFTや売買時に使う暗号資産を管理できる「αU wallet」なども展開。アーティストと会場を「再現」したバーチャル空間で360度好きな視点からライブをウェブブラウザで視聴できる「αU live」、リアルの街並みや店舗・商品を「再現」したバーチャル空間で店舗スタッフからビデオ通話で商品説明などを受けながら買い物ができる「αU place」アプリは今夏サービスを開始する予定。

 始動に合わせて、「αU」のサービスを体験できる「αU spring week2023」を渋谷のイベントスペース「Hz-Shibuya」(渋谷区宇田川町)で3月8日~12日に開く。「αUメタバース」内でも展開する、音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」の楽曲「エジソン」のミュージックビデオに登場し「足ダンス」が撮影された「エジソンの部屋」を再現したブース、「αUメタバース」で個展を開いているユーチューバー「とうあ」さん、4人組クリエーティブ集団「bala」のブースなども用意。デジタルツインの渋谷を舞台にした、7人組ダンス&ボーカルグループ「BE:FIRST」のライブを360度視点で鑑賞できるブースも展開する。開催時間は11時~18時(11日は17時まで、12日は14時まで)。入場無料。

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