裏原でコスプレイヤーOMI化郎GIBSONさん「生前追悼展」 32組がトリビュート

母親のコスプレをしたOMI化郎GIBSONさん

母親のコスプレをしたOMI化郎GIBSONさん

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 裏原宿・キャットストリート沿いのレンタルスペース「STUDIO & SPACE IVVA」(渋谷区神宮前4)で現在、コスプレイヤーOMI化郎GIBSON(以下OMI)さんのトリビュート・アート展「生前追悼展」が開催されている。

土偶や酒のラベル、アクセサリーなどさまざまな作品が並ぶ

 約20年間コスプレをしているというOMIさん。小学生のころ、市販されている好きなキャラクターの衣装を着ていたことに始まり、現在ではアニメやゲームのキャラクターのほか、自ら考えたオリジナルのキャラクターや衣装を自作してコスプレするなどしているという。

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 参加者でもある土偶作家・小林千幌さんの発案で1年半ほど前に企画が持ち上がったという同展。作品を発表することは好きだが「人前に出ることは苦手」なOMIさんが、「最後だったら会いに来てくれるだろうし、あいさつもしやすい」と考え展覧会名を決めた。参加するのはOMIさんが声を掛けたアーティストやネットの公募で集まった32組。作品にテーマなどは設けなかったが、参加者には事前に自身のコスプレ写真をイメージソースとして提供した。

 並ぶのは、段ボールに描いた「電気観音」(出品作家・寺田克也さん)や、イラスト化したOMIさんのコスプレを文字盤に配した時計(ダインさん)、「日ノ本サニー」というキャラクターのドット絵をラベルにデザインした焼酎やカップ酒(渋谷のエチゼンヤ)、OMIさんを文字で表現した「おみさんの構成物質」(つるさん)、OMIさんの日本髪を土偶に落とし込んだ「じゃしんのぞう」(小林さん)などなど65点。OMIさんは「ヤンキー」と付き合っていた母親らの写真を「ルーツ」として出品。一部作品は販売もしている。

 場内には、祭壇をイメージしたスペースも用意。来場者が花や酒などの供え物、香典などを持ち寄っているほか、OMIさんへのメッセージを書けるようになっている。

 集まった作品に「想像をはるかに超える作品ばかりですごくうれしかった。それぞれの作品が魂を持っていて、人ごとのような感覚もある」と話すOMIさん。「今まで誰のことも気にせずやりたいことをやってきた。これだけの方が見てくれていたということが分かり、感無量で(展覧会)初日から泣いている」という。

 「一生に一回、最初で最後の企画」とし、「実際に見て肌で感じていただきたい。謎な企画が、(会場に)来たらもっと謎になると思う。それを楽しんでいただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。12月11日まで。

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