原宿などでフットウェアの「移動式」サロン-コンバースが企画

原宿・青山にロンドンバスを使用した「移動式」フットウェアサロン。コンバースのプロモーション(写真=カスタムしたバス車内)

原宿・青山にロンドンバスを使用した「移動式」フットウェアサロン。コンバースのプロモーション(写真=カスタムしたバス車内)

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 コンバースフットウェア(千代田区)は2月5日より、ロンドンバスをシューズ専門の「移動式サロン」に見立て、街中を走らせる複合プロモーションを展開している。

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 昨年秋冬シーズンからスタートしたコンバースの新カテゴリー「CHEVRON&STAR(シェブロンアンドスター)」のプロモーションとして、約1カ月間バスを利用した独自企画を展開する。期間中、同ラインの新作を乗せたバスは若者が集まる原宿などの繁華街を巡回し、ビームスなど「停留所」となる店舗とも連携。コアターゲットとなる10代~20代の男性に向けて商品をアピールする。

 巡回するのは順に、ビームス原宿(渋谷区神宮前3)、スパイラル(スパイラルレコーズ、港区南青山5)、シボネ青山(北青山2)の3カ所。停留所には専用の目印を設置し、プラカードを持ったスタッフが乗客を誘導、1巡回につき先着16人を乗せるという(乗降無料、予約不要)。一般客が乗降できるのは週末(土曜・日曜・祝日)限定で、巡回は1日3回。

 全長約8メートル、高さ約4メートルのロンドンバスを使用した「移動式サロン」は、全面を白くラッピングし、黒で斜めのラインやシンボルの星マークなどをあしらった。椅子を取り外した1階部分(写真)は、ディスプレー専用の空間。ランプやキャビネットなどのインテリアはシボネが提供、壁の額縁に「飾った」シューズは、手に取れるようにマジックテープで取り外せるようにした。1階に展示するのは、新作の全10型にカラーバリエーションを加えた17足。靴に合わせ、プロモーション映像も放映する。

 2階は、専用の「試し履き」スペース。ホテルマンをイメージし、スーツを着た「コンシェルジュ」スタッフがメニューブックを手に商品説明やスタイリング提案を行う。乗客はメニューを見ながらシューズを選び試し履きができる仕組み。メニューブックの中でモデルが着用する服はビームスが提供。バスの中で購入はできないが、メニューブックにはコンバースのショッピングサイトに繋がるQRコードと、取り扱いショップのリストを掲載。バスには、新作のうち代表的な5型の全サイズを積み込む。バスの中では、スパイラルの自主レーベル「スパイラルレコーズ」が選曲したBGMを流すという。

 乗客を乗せたバスはビームスなどの3カ所を巡回後、「ベースキャンプ」となる新宿モア4番街に駐車し、同エリアの「MOA 4 CAFE」でも商品を見られるという。店舗ではほかに、ビームス原宿でも専用の什器を置きプロモーションを展開する予定。

 今回のプロモーションで企画・進行管理を手がけるデキスギ(南青山6)の松ヶ下優さんは、「シェブロンアンドスターは、『RUN WILD(やりたい放題にやる)』がコンセプトの新ライン。コンバースを使って『街で遊べる』企画を考えた」と話す。各協賛企業からは「RUN WILD」をテーマにインテリアや音楽を提供してもらい、複合企画が完成した。

 バスは、平日は宣伝用のバスとして銀座や六本木なども巡回予定。キャンペーンの様子や詳細は、特設サイトで順次公開していくという。

CHEVRON&STARスペシャルWEBサイト

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