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サンロッカーズ渋谷、三河に惜敗 「ターンオーバー」反省点に

チーム最多の16得点を挙げたディディ・ロウザダ選手(中央右)

チーム最多の16得点を挙げたディディ・ロウザダ選手(中央右)

 Bリーグ・サンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)が4月4日、青山学院記念館(渋谷区渋谷4)でシーホース三河(以下、三河)と対戦し68-73で惜敗した。

アグレッシブなプレーを見せたベンドラメ礼生選手

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 勝敗を分けた終盤。同点で残り約3分を迎えるが、連続で3ポイント(P)シュートを許したのが決定打となった。この日は、三河の3Pシュート確率を26.1%と抑えたが、要所で決められた。

 今季は、終盤にリードを許し敗れる試合が他にも見られている。ゾラン・マルティッチヘッドコーチ(HC)は「チーム力の差もあるが、個人の力の差もある」と指摘し、「三河はシュートが上手な選手が多い。37分は3Pシュートを抑えることができたが、40分間続けるのは難しい。(終盤に)そういう場面が来てしまった。選手を責められない」と話した。

 試合は終始競り合う展開となった。立ち上がりは、ジャン・ローレンス・ジャーパージュニア選手がアタックから仲間の得点をアシスト。田中大貴選手は、トーマス・ウェルシュ選手のスクリーンを使った攻撃で得点を挙げたほか、体を張って三河からオフェンスファウルを奪うプレーも見せた。

 第1クオーター(Q)終盤に出場機会を得た狩野富成選手は、機動力を生かし「やってみたい気持ちがあった」と1対1で得点。守備では「(外角のシュートを)警戒していたのもあるが、いけると思った」と三河のシュートをブロックするなど持ち味を発揮した。一方で、守備で外国籍選手にゴール下で得点を許した点について、「シュート前にファウルしてでも止めるべきだった。スマートなファウルは課題」と反省点も挙げた。

 22‐21で迎えた第2Q立ち上がりは、ターンオーバーが続き得点が停滞し逆転を許す。それでもウェルシュ選手を中心に、ミドルレンジで得点を動かす。同Q後半は、ディディ・ロウザダ選手がアタックや3Pシュートで得点を引っ張った。残り2.3秒から最後の攻撃で、ボールを託されたのもロウザダ選手だった。自身より長身の選手にマークされていたなか、「インサイドにアタックしようと思ったが、(三河が)インサイドの守備を固めていた」ことから、ステップで間合いを作り放った3Pシュートがブザービーターとった。

 43‐39で迎えた後半。ロウザダ選手への守備がきつくなり連続でミスが見られたが、ホーキンソン選手の連続得点などで得点をつなぐ。ウェルシュ選手は三河のシュートをブロックで防ぐ好守も見せ、55‐52とリードを守った。

 最終Qは、ベンドラメ礼生選手が守備で外国籍選手へのパスをカットし、シュートを打たせないようにボールに手を出すなど、持ち前のアグレッシブさを見せる。続くようにハーパージュニア選手が三河のシュートをブロックすると、ドンテ・グランタム選手が速攻に走りダンクを決める。一進一退の攻防のなか終盤に逆転を許し苦杯をなめた。

 ターンオーバーを反省点に挙げたマルティッチHCとロウザダ選手。マルティッチHCは「簡単なターンオーバーやいらない攻撃のミスから、三河に自信を与えてしまった」と指摘。フリースローが4本にとどまった点については、「笛が鳴らなかったのもあるが、三河は長身の選手が4人コートに立つ時間もあり、そうなるとスペースもなく、高さでもなかなか勝負できなかった」と触れた。

 ロウザダ選手は守備がいる状態でのシュートも多かったが、チーム最多の16得点を挙げた。「想定して練習しているし、決め切れるのは自分の持ち味の一つ」と自己評価。後半は徹底マークにあったが、「いろいろなディフェンスを仕かけてくるのは分かっていた。やらないのではなく、トラップに来るのであればオープンの選手を探し、ミスマッチがあれば攻めることは頭に入れていた」と言う。

 守備については「全体的にはそんなに変える必要はない」と一定の評価をしつつ、「簡単にゴール下にパスを入れられる場面があったので、ディナイ(パスコースをふさぐ守備)をしてパスをさせないような姿勢を見せる必要がある」と続けた。

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