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サンロッカーズ渋谷、茨城下し5連勝 守備で流れ引き寄せ逆転

2選手の上からダンクをたたき込んだドンテ・グランタム選手(中央)

2選手の上からダンクをたたき込んだドンテ・グランタム選手(中央)

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 Bリーグ・サンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)が1月28日、国立代々木競技場第二体育館(渋谷区神南1)で茨城ロボッツ(以下、茨城)と対戦し、77-66で勝利した。

マスコット・サンディーとのパフォーマンスで盛り上げたジョシュ・ホーキンソン選手の父親

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 オールスターゲームに伴う中断期間を経て後半戦に突入したBリーグ。前半戦を11勝19敗と苦しんだSR渋谷は、この期間中にヘッドコーチ(HC)を交代。新任のゾラン・マルティッチHCは、「エナジーを持ってプレーし努力すること、そして彼らを信頼しているということを言い続けている」ほか、攻撃面では「細かい部分を変えているのと、ボールをもっとシェアすること」に取り組み、守備面では「武器を加えた」と言う。

 立ち上がりから追う展開となったこの日。茨城の攻撃的な守備に苦しみ、タフなシュートが目立ち、リバウンドから速い展開に持ち込まれた。SR渋谷も好守からの速攻で得点を重ねたほか、「3ポイント(P)シュートの確率が上がらないのであれば、インサイドでアタックしないといけない」と、積極的にアタックしたドンテ・グランタム選手が得点を引っ張った。

 14-26で迎えた第2クオーター(Q)も、積極的にインサイドを突いてくる茨城の攻撃を止めきれない時間が続く。同Q後半には、長身の選手を3人同時に起用した時間帯で、茨城の攻撃のペースを抑えるために採用したゾーンディフェンスが功を奏し、失点を抑えることに成功。その間にフリースローやインサイドで得点を重ね、30-36と追い上げた。

 ベンドラメ礼生選手は、前半の攻撃を「ボールをシェアしてチーム全体で攻める意識が高くなったが、オフェンスが押し上げられて体力を消耗していた印象があった。JJ(=ジャン・ローレンス・ハーパージュニア選手)とも、もっとシンプルなプレーでもいいんじゃないかと話した」と振り返る。

 後半は、ハーパージュニア選手が最初のプレーで茨城からボールを奪うと、ジョシュ・ホーキンソン選手がシュートをブロックするなど好守が続く。ホーキンソン選手の3Pシュートや、フィジカルを生かしたアンドリュー・ランダル選手のアタックなどで得点を重ね、グランタム選手のパスカットからの速攻で田中大貴選手がレイアップを決め、この日初めて前に出た。野崎(崎は立つさき)零也選手も速攻に走り得点を挙げ、守備で体を張るなど流れをつないだ。

 56-48で迎えた最終Q、茨城の外国籍選手2人の上からダンクを叩き込んだグランタム選手。「すごくいい気分だった。勝ちたいという気持ちも込めて表現した」と、雄たけびを上げ場内を沸かせた。ミスからの連続失点で詰め寄られるが、田中大貴選手がミドルレンジやレイアップで得点を重ね、追い上げを許さない。終盤には、「久々なやつが来そうだなと思っていた」と、共にプレーしているこの3年で何度も見られているホーキンソン選手から田中選手へのパス回し、そこからボールを受けたベンドラメ選手が3Pシュートを決めた。さらに好守からホーキンソン選手がダメ押しのダンクを叩き込み、勝ち切った。

 マルティッチHCは「ずっと(攻撃面の)調整を続け、うまくいく方法を探していたが、一回ディフェンスをしっかりやることに焦点を当てた」と守備を勝因に挙げた。ベンドラメ選手は「トランジションを止められたのは大きかった。今後もカギになると思うので精度を上げたい」とゾーンディフェンスに好感触な様子。後半はインサイドの守備を固めた印象だったが、「トランジションでいい流れを作られていたので、3Pが得意じゃない選手からヘルプに寄って止めたかった」とも話した。

 各Qで異なるスターティングメンバーを起用していることが多いマルティッチHC。その理由については、「日本やアメリカは同じメンバーを固めることが多い。相手の戦術やファウルトラブルなど、いろいろな要素があるので、その時に最適なメンバーで行くと選手に明確に伝えている」と語った。

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