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渋谷パルコで警備ロボット「エスキューツー」の実証実験 自律移動型

渋谷パルコで実証実験を行っているSQ-2

渋谷パルコで実証実験を行っているSQ-2

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 自律移動型警備ロボット「SQ-2(エスキューツー)」の実証実験が1月13日、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)で始まった。

SQ-2のスペック

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 SEQSENSE(中央区)が開発・製造・サービス提供する同ロボットは、働き手不足の解決策として2019年に提供を開始。渋谷駅周辺では、渋谷サクラステージ(渋谷区桜丘町)のオフィスロビーなどがある5階に導入されている。渋谷パルコでは、同館の警備を担うチュウケイ(札幌市中央区)が運用し、警備員と役割分担しながら警備業務を行っている。

 ロボットのサイズは、幅52センチ×奥行60センチ×高さ121.5センチ。重量は63キロ。1回の充電で5~6時間稼働する。レーザー光を利用して周囲の環境の形状を高精度にリアルタイムで測定する独自のセンサー「LiDAR(Light Detection and Ranging)」を搭載。警備対象物件を3次元でマッピングし、周囲の歩行者をはじめとする動体や壁などの障害物の3次元形状は検出して回避できる。

 手がけるのは、巡回業務や、特定の場所から監視する立哨業務、移動しながら見回る動哨業務。あらかじめ決められた巡回ポイントを自律的に移動し、監視・点検業務する。巡回中の映像は、ロボットに取り付けたカメラから防災センターなどの警備拠点に設置された遠隔操作端末にリアルタイムで配信。点検ポイントの写真を保存し、クラウド上に蓄積することで、警備員が異常の有無などを確認できる。

 指定された立哨ポイントにとどまることで、定点での監視業務も可能。360度カメラによる映像を使い、警備拠点からロボット周辺をリアルタイムで監視する。マイクとスピーカーも備え、来館客が売り場などから警備拠点にいる警備員へ音声で問い合わせられるほか、事前に設定した音声アナウンスを再生もできる。来館者対応も含めこれらの警備業務を全面的、または部分的に代替することで、施設の管理コスト削減につなげられるという。

 実証実験では、商業施設の混雑した環境で走行が可能か、ロボットの導入がトラブルなどの抑止につながるかなどの検証をしている。

 導入場所は、1階の売り場と10階のルーフトップパーク(各1台)。実施期限は未定で、本格導入も視野に入れている。

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