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原宿にまぜそば新店「ミキサーズ」 鶏白湯にグリルチキンやサラダミックス

鶏白湯ベースにグリルチキン、サラダ、鶏そぼろなどを混ぜる「グリルチキンサラダ(特製)」

鶏白湯ベースにグリルチキン、サラダ、鶏そぼろなどを混ぜる「グリルチキンサラダ(特製)」

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 グリルチキンやサラダを具材としたまぜそば専門店「MIXER’S(ミキサーズ)」(渋谷区神宮前1)が11月18日、原宿にオープンした。経営は鳥誠(さいたま市浦和区)。

鶏白湯と具材、麺をまぜた後の様子

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 埼玉県を中心に焼き鳥店「鳥せい」などを手がけてきた料理人・張ケ谷栄司さんが「『ヘルシージャンク』なまぜそば」として開発。当初は賄いとして作ったまぜそばを「スピンオフ」する形で、2022年10月に草加にまぜそば店「modern(モダン)」をオープン。今回、東京に進出するに当たり、3年間営業した同店を閉めて新天地・原宿に拠点を移した。

 竹下通りの入り口からも近い、原宿駅前の通りから一本入ったビルの地下1階に新たに構えた店舗の面積は約15坪。カウンター7席とテーブル12席を用意し、「原宿の地下の物件なので、アジトっぽいような感じを出した」と張ケ谷さん。緑色のネオンサインや、スタッフのTシャツにはオリジナルキャラクターの「ミキサー君」をあしらうなど、張ヶ谷さんのサーファー仲間だという編集者やアパレル関係者ともタッグを組み、随所に遊び心を利かせた。

 まぜそばは、提供する直前までグリルした肉や、低温調理で作るむね肉など、具材の鶏肉は銘柄鶏「大仙どり」を使う。サニーレタスやルッコラなどサラダに使う野菜は、契約農家から仕入れたもので、麺は老舗製麺所が手がける中太麺。「まぜそばでは他にあまりないと思う。味にパンチを利かせた」と話す鶏白湯スープも「自慢」の一つ。鶏やサラダ、麺とスープを、丼の中で混ぜて食べる。

 鶏白湯ベースにグリルチキン、サラダ、鶏そぼろなどを混ぜる「グリルチキンサラダ」(1,490円)をはじめ、酸味のあるトムヤムクン風のスープでエビとパクチーをのせた「トムヤムエスニック」、カルボナーラ風の「クリーミーカルボ」、タコスミートにチーズやトルティーヤチップスを合わせた「スパイシーチリチーズ」(以上1,690円)などを提供。まぜそばに追加でグリルチキン1枚と胸チャーシュー1枚、味玉をトッピングする「特製トッピングセット」(300円)や、麺を豆腐に替えブロッコリーなども添えた「ミキサーズサラダ」(1,490円)も。

 そのほか、残ったスープに合わせて食べる「追い飯」(100円)や、「リゾットセット」(300円)、酒のつまみにもなる「よだれ鶏」(600円)や「ネギチャーシュー」(500円)、「おつまみグリルチキン」(ハーフ1,000円、フル1,800円)などの一品料理も用意。ドリンクは、ラガービール「パブストブルーリボン」(850円)やレモンサワー(700円)、コーラ(500円)、ウーロン茶(400円)、炭酸水(300円)などを取りそろえる。

 店名の「ミキサーズ」について、張ケ谷さんは「まぜそばの『ミックス』というだけでなく、原宿という街が、いろいろなカルチャーがミックスした感じもある。その全てを『混ぜ』られたら」と話す。

 営業時間は11時~22時。月曜定休。

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