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渋谷で「アサイーフェス」 ボウル・スムージー販売、ブラジル音楽も

「Mnico Kitchen」のアサイーボウルのイメージ

「Mnico Kitchen」のアサイーボウルのイメージ

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 アサイーのイベント「アサイーフェス2025」が9月15日、北谷公園(渋谷区神南1)で初開催される。

アサイーの種子などを使うアクセサリーのイメージ

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 ブラジルのアマゾンを主な生産地とするアサイーは、ドリンクやデザートとして食され、スーパーフードとしても注目を集めるほか、近年ではアサイーの上にフルーツなどを盛り付けたアサイーボウルも人気を集めている。

 日本とブラジルの外交関係樹立130周年の年に初開催する同イベント。アサイーがアマゾンからブラジル全土や世界に広まったのは、日本からブラジルに渡った日本人移住者の船が1929年にアマゾン川の河口の都市ベレンに到着したという背景があるという。その到着日となる9月16日が「アサイーの日」として記念日登録されていることから、この日に合わせてイベントを開く。

 Z世代を中心にトレンドになっているアサイーを、若者が多く来街する渋谷の「緑豊かな公園で、ブラジル音楽を聴きながら食べてほしい」と、同公園を会場に選んだ。今後も、渋谷エリアなどを対象にアサイーの日前後の休日に年に一回の開催を目指す。

 会場にはキッチンカーが出店。「Mnico Kitchen」は、自家製アサイーボウルにグラノラと冷凍イチゴ、ブルーベリーをトッピングする「アサイーボウルプレーン」などを提供。アサイーの種子を使うアクセサリーやブラジルに自生する草「カッピンドウラード」で作るアクセサリー「ビオジュエリー」を扱う「Coloridas」なども出店する。

 アサイーなどを扱うブランド「フルッタフルッタ」は、アグロフォレストリーで栽培する「グロッソ(濃い)アサイー」を使うアサイーボウルやスムージーを販売。同社が7月から社屋前に設置しているアサイー専用冷凍自販機を、会場に1日限定で移設。アサイーピューレなど同社の商品をラインアップする。

 場内では音楽ライブも展開。ブラジルで結成され1998(平成10)年に来日したボサノバとサンバを中心としたブラジルのポピュラーミュージックを演奏するバンド「VIA BRASIL」、ブラジル生まれ日本育ちの音楽家テレサ・アユミさん、ラジオ局J-WAVEの「サウージ!サウダージ!」のプロデュースなどを担当している中原仁さんらが出演予定。フルッタフルッタ長澤誠さんによるトークショー、同社のスタッフによるアサイーボウル作りの実演なども予定する。

 開催時間は11時~19時。入場無料。

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