
9月13日に国立競技場で開幕する「世界陸上(東京2025世界陸上)」のオフィシャルタイマーも務めるセイコーグループ(中央区)の期間限定カフェ「Seiko “0.001”(ゼロイチ)cafe」が同11日、外苑前のカフェ「ロイヤルガーデンカフェ青山」(港区北青山2)にオープンする。
過去にオフィシャルタイマーを務めた大会の年表などを装飾する店内
同社は、世界陸上で19大会連続オフィシャルタイマーを務め、タイムを計る機器などを提供している。限定カフェは、世界陸上に併せて展開する企画の一環。
ブランドコンセプト「A TRUE MOMENT」を体験できるカフェ空間として、大会が行われる競技場近くで展開。エントランスには、実際に大会で使うスポーツタイマーを用いたフォトスポットを設ける。店内は、黄色を基調に、ブランドコンセプトのビジュアルや過去にオフィシャルタイマーを務めた大会の年表なども掲出する。
コラボレーションメニューは全6品。陸上競技は「一瞬で勝負が付く」ともされていることから、「瞬間」をテーマに、4品をラインアップ。「燻製(くんせい)かおるサーモントラウト&京鴨&チーズ」(1,600円)は、ふたを開けた「瞬間」に燻製のスモークと香りが上がる。「濃厚ソースとフルーツが溢(あふ)れるチョコドーム」(1,300円)は、ホットチョコレートをかけた「瞬間」にボール状のチョコレートが溶けてフルーツなどが現れるパンケーキとなっている。
「色が広がる江戸紫色のクリームソーダ」(1,200円)は、大会のメインカラーである「江戸紫色」のバタフライピーのソーダにレモン果汁を加えた「瞬間」に、桜色に変わる。そのほか、ブランドロゴをコーヒーパウダーであしらうカフェラテ(900円)なども提供する。
同社は大会期間中、国立競技場外構にコマーシャルディスプレーを設置し、世界陸上限定の時計やクロックを展示。実際のマラソン競技で使われるスポーツタイマーを使ったミニゲーム、時計やクロックも販売する。営業時間は15時~20時(土曜・日曜・祝日は20時まで、物販は19時まで)。
同社常務の金川宏美さんは「この場所でのひとときを通じて、スポーツの持つ力や時の尊さを感じていただければ」と話す。
営業時間は11時~19時(土曜・日曜・祝日は9時~22時、初日は17時~、コラボレーションメニューは11時~提供)。今月21日まで。