
J・K・ローリングさんの世界的ベストセラー小説を原作とした「ハリー・ポッター」シリーズの公式直営店となる新旗艦店「ハリー・ポッター ショップ 原宿」(渋谷区神宮前6)が8月、原宿・表参道沿いにオープンする。経営はワーナーブラザーススタジオジャパン(練馬区)。
場所は、表参道に面した「ベロックスビル」の路面区画で、「ZARA(ザラ)原宿店」(今年2月に閉店)跡。店舗面積は約900平方メートル。原宿エリアを「世界有数の商業エリア」「文化やファッション、トレンドの発信地」と位置付け、国内外からの集客を狙う。
表参道沿いのケヤキ並木を目の前に望む新店では、「ホグワーツ魔法魔術学校」内の「魔法動物」が生息する「禁じられた森」に着想を得た内装を採用。オープン前の店のウインドーには、映画シリーズでも知られる「忍びの地図」を今月13日から掲出する。
原宿店オープンを前に、赤坂にある「ハリー・ポッター マホウドコロ 赤坂 Wizarding World Street店」も7月、「ハリー・ポッター ショップ 赤坂」としてリニューアル。両店は、2023年6月に練馬・春日町に開業した「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」内のショップなどに続くハリー・ポッター公式ショップとなる。
同社ゼネラルマネジャーの山崎佐智子さんは「新たに2つの魅力的な路面店が加わることで、東京に、さらに多くの『ハリー・ポッターの魔法』をお届けできてうれしい。それぞれの施設は異なる役割を持ち、互いを補完し合うことでシナジーを創出し、ファンの皆さまに、これまでにない特別な体験を提供できる」などとコメントしている。