
アルコールスイーツなどを提供するカフェバー「yoL(ヨル)」(渋谷区宇田川町)が6月1日、渋谷・センター街にオープンした。
渋谷区内や港区を中心にレストランやカフェ、スナックなどの運営・プロデュースを手がけるTri V.(千駄ヶ谷4)の新店舗。2022年に道玄坂上にオープンした、DJらが選んだ音楽を流し楽曲をテーマにしたカクテルなどを提供するミュージックバー「SOUND BAR HOWL」(道玄坂1)の姉妹店に位置付ける。
同店のテーマは「All day night atmosphere.(一日中夜の雰囲気)」。「モダンかつリラックスできる」空間に仕上げた店内は、黒を基調に「最小限の」光源と鏡面素材を取り入れる。天井がアーチ状になっている空間には「屋根」を架け、その下にバーカウンターを設置。照明は現代アーティスト市川大翔さんが制作したネオン管を採用した。席数は26席。
「大人のカフェバー」と位置付ける同店は、アルコールスイーツと、カクテルを中心に提供する。アルコールスイーツは、北海道のジェラート専門店「GELATERIA GELABO」のジェラートに、アルコールとトッピングを合わせる。オープン時は、クラフトジン「LAST エレガント」、抹茶とミルクのジェラート、フルーツを合わせる「小夜(Sayo) During the night」(1,300円)、歌手のブルーノ・マーズさんがプロデュースするチョコレートラム「Chocolate Rum」にピスタチオとヘーゼルナッツのジェラートを合わせる「終夜(Yomosugara) Midnight」(1,400円、いずれもノンアルコールの場合は200円引き)の2種類を提供。
「バー文化を深く知る」きっかけを提供することをテーマに開発するカクテルは、アルコールが苦手な人向けの「デザートカクテル」や「SOUND BAR HOWL」のカクテルの同店バージョンも用意。沖縄出身のバーテンダーが考えたという泡盛「島唄」にグアバジュース、ピンクグレープを合わせライムとローズマリーを添える「Rose Island」(1,200円)、ミックスベリーにリキュール「ディタ」「パッソア」を使うフローズンカクテル「Mix Berry Frozen」(1,400円)、たてた抹茶に抹茶リキュールとウオツカを合わせる「Matcha Martini」(1,300円)など。
営業時間は12時~翌4時30分。