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渋谷に限定「上五島 ツバキッサ」 五島うどんを「新たな切り口で」紹介

「五島うどん」を使ったナポリタンなどを提供する「上五島 ツバキッサ」

「五島うどん」を使ったナポリタンなどを提供する「上五島 ツバキッサ」

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 長崎のうどん「五島うどん」を喫茶スタイルで提供する期間限定カフェ「上五島 ツバキッサ」(渋谷区渋谷2)が現在、渋谷・青山通り近くにオープンしている。

ステンドグラスのような装飾を行う店内

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  長崎県五島列島は日本の西端に位置し、その北部に位置するのが新上五町。有人島7島と無人島60島で構成し、十字架の形をしていることから通称「上五島」と呼ばれている。町内には教会が29カ所点在し、集落「頭ヶ島の集落」は世界文化遺産にも登録されるなどキリシタン文化の歴史が今も息づいている町でもある。「五島うどん発祥の地」として20を超える製麺所では400年以上の歴史を持つ手延べ製法が受け継がれているという。

 店舗を運営する際コーポレーション(目黒区)は2012(平成24)年に現地に「五島列島リゾートホテル マルゲリータ」を開業以来、町との連携を深め、渋谷に新上五島町をテーマにした居酒屋「日本列島酒場 上五島」を展開するなど、島の活性化にも取り組んでいる。「レトロ喫茶」をテーマにしたポップアップカフェは、上五島の教会をモチーフにステンドグラスのような装飾を施し、店名は島の花である「椿」から命名した。席数は20席。

 メニューは、五島うどんで作るナポリタン「五島うどん 懐かしのナポリタン」(あご出しスープ、かんころ餅の天ぷら付き、1,100円)、うどんを作るときにできる切れ端「ふしめん」を使う「海老(えび)と明太(めんたい)マヨのふしめんグラタン」(同、1,200円)、現地のアイス店「マルマス」のアイスをのせる上五島の海の色をイメージした青色の「五島の海の色 クリームブルーソーダ」、島の焼酎「五島灘」を使う「島焼酎 五島灘入り おとなのミックスジュース」(ノンアルコールに変更可)、あごの粉末が入った島の菓子「あごサブレ」とプリン(各700円)などをラインアップ。

  島の「伝統的」な食べ方だという、釜ゆでしたうどんをうどんすくい棒ですくい、つけだれに付けて食べる「ツバキッサ風 五島うどん 地獄炊き」(かんころ餅の天ぷら付き、1,300円)は、つけだれをあごだしと卵しょうゆに加え、自家製ミートソースの3種を用意する。支払いはキャッシュレスのみ。

 営業時間は11時30分~16時(土曜は19時まで)。日曜定休。7月18日まで。

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