プレスリリース

蛍光灯からLEDへ。ものづくりの色評価環境を、次の世代へ。標準光源装置「Judge LED」/「Judge LED Plus」

リリース発行企業:ビデオジェット・エックスライト株式会社

情報提供:

2026年9月16日
エックスライト社

色彩科学とカラーマネジメントを提供するエックスライト社(X-Rite)は、目視色評価用の次世代標準光源装置「Judge LED」および大判対応モデル「Judge LED Plus」を、色の品質管理が求められる幅広い製造業向けに展開しています。
日本でも、一般照明用蛍光ランプは2026年以降、種類ごとに製造・輸出入が段階的に禁止され、2028年1月1日以降はすべての一般照明用蛍光ランプが対象となります。規制開始後も、既存ランプの継続使用や在庫品の販売・購入は禁止されませんが、交換用ランプの入手性や保守計画を考慮すると、色評価に関わる製造業のお客様にとって、今からLEDへの切り替え検討を始めることが重要です。

1.背景:世界で進む蛍光灯の廃止
蛍光灯は発光に水銀を使用するため、「水銀に関する水俣条約」を受け、世界各地で規制が進んでいます。日本でも、2026年以降に一般照明用蛍光ランプの製造・輸出入が段階的に禁止され、2028年1月1日以降は直管形・環形を含むすべての一般照明用蛍光ランプが対象となります。
特に、色評価用の標準光源装置は、単に明るさを確保する照明ではなく、取引先との色承認や品質判定の基準そのものに関わる設備です。ランプ供給が限られてから更新を検討すると、評価条件の見直し、社内基準の確認、取引先との合意形成、作業者教育などに十分な時間を確保できない可能性があります。
エックスライトは、規制が最終段階を迎える前に、現在の評価環境を確認し、LEDへの移行計画を早期に立てることを推奨します。
【出典】
環境省「一般照明用の蛍光ランプの規制について」
https://www.env.go.jp/chemi/tmms/lamp.html
経済産業省「蛍光ランプの廃止について(特設)」
https://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/mercury/fltokusetu.html
欧州委員会「RoHS Directive implementation(適用除外リスト)」
https://environment.ec.europa.eu/topics/waste-and-recycling/rohs-directive/rohs-directive-implementation_en

2.製造業における「色が合わない」という課題
製造現場では、照明条件の違いにより同じ素材や製品でも色の見え方が変わり、サンプル承認の遅延、再調色、再製作、量産後の色違いにつながることがあります。標準化された照明環境で評価することは、こうした色判断のばらつきを抑え、品質基準を社内外で共有するための基本です。

3.標準光源装置「Judge LED」について
「Judge LED」は、産業界で長く使用されてきたマクベス標準光源装置の最新モデルです。ASTM、AATCC、ISO、BSI、JISなどのさまざまな国際規格に適合し、昼光、A光源、UV、蛍光灯シミュレーション、LED光源などの7種類の光源をLEDで再現し、安定した目視色評価を支援します。
■Judge LEDの主な特長
多様な標準光源をLEDで再現:昼光、蛍光灯シミュレーション、UV、LED光源などを切り替えて評価できます。
高い評価品質と作業効率:インスタント・ウォームアップ、均一な照明、国際規格への準拠により、安定した目視評価を実現します。
環境対応と保守性:水銀を使用しないLED光源を採用し、国内サービスセンターでの修理・再校正にも対応します。

図1:次世代標準光源装置「Judge LED」。7種類の標準光源をすべてLEDで再現

■大判サンプル・複数名での評価に対応する「Judge LED Plus」
Judge LED Plusは、幅1,310mmの広い観察範囲を備えたラージサイズモデルです。反物、大型部材、成形品、塗装サンプルなどの大判サンプル評価に適しており、複数名で同時に色を確認できます。



図2:ラージサイズモデル「Judge LED Plus」。幅1,310mmの観察範囲で、大判サンプルや複数名での評価に対応




図3:Judge LEDシリーズ 主な製品仕様

※ランプ寿命はLED素子自体の寿命です。照度・色温度の仕様を満たす点灯時間は約8,000時間、UV光源は約1,500時間です。UVを常用する場合は、交換・メンテナンス時期にご注意ください。

4.蛍光ランプ規制を見据え、導入をご検討いただきたいお客様
・ 繊維・アパレル、自動車、プラスチック、塗料、家電、建材、包装材など、色指定・サンプル承認・外観品質管理に関わるお客様
・ 取引先や社内基準でD65、TL84、CWF、A光源、UVなどの光源条件を指定されているお客様
・ 蛍光灯タイプの標準光源装置を使用しており、交換用ランプの調達や保守に不安をお持ちのお客様
・ 拠点・工場・サプライヤー間で色判断のばらつきを減らし、承認プロセスを標準化したいお客様
・ ランプ供給が限られる前に、評価環境や承認基準を見直したいお客様

5.ショールームでの実機展示、展示会の予定
■ショールームのご案内
エックスライト社では、東京・お台場のショールームにJudge LED、Judge LED Plus、従来の蛍光灯タイプであるJudge QC(注:2025年3月に販売終了)を展示しています。評価用サンプルをお持ち込みいただき、蛍光灯とLEDでの見え方の違いを実際にご確認いただけます。
※蛍光灯タイプの標準光源装置をお使いのお客様、または、ショールームご訪問のお客様で、Judge LEDをご購入のお客様には、「色と見えの原理(FOCA)」の受講ライセンス(通常価格:税抜29,800円)を1ライセンス進呈いたします。
(2026年12月24日までに納品される分が対象となります。)

■展示会出展予定
下記展示会で、Judge LED(標準サイズ)をご覧いただけます。ぜひ、お越しください。
展示会名:第17回 高機能素材Week 内 第6回 サステナブル マテリアル展(SUSMA)
会 期  :2026年9月30日(水)〜10月2日(金) 10:00〜18:00 ※最終日は17:00まで
会 場 :幕張メッセ(〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
小間番号:サステナブル マテリアル展 26-43 エックスライト社
テーマ :Color Measurement for Sustainable Workflow -色の数値化・デジタル化で、ムダのない生産ワークフローへ


図4:東京・お台場ショールーム。Judge LEDシリーズとJudge QCの見え方を比較可能

6.導入後も続く支援:色管理・色合わせのデジタルワークフロー
エックスライトは、標準光源装置に加え、分光測色計、カラーQCソフトウェア、クラウド型カラーソリューションを通じて、目視評価から数値管理、サプライチェーン全体での色データ共有までを支援しています。
蛍光灯からLEDへの切り替えは、照明設備の更新にとどまらず、色の判断基準を社内外で統一し、手戻りや廃棄を減らす機会にもなります。交換用ランプの入手性が制約を受ける前に、現在の色評価環境を見直し、計画的なLED化をご検討ください。エックスライトは、Judge LEDシリーズとデジタルカラーワークフローにより、持続可能で一貫した色づくりを支援してまいります。

■ 本件に関するお問い合わせ先
エックスライト社 セールス&マーケティング部
〒135-0064 東京都江東区青海2-5-10 テレコムセンタービル 西棟6階
TEL:03-6374-8734
Email:japanmarketing@xrite.com
公式サイト:www.xrite.com/ja-jp/