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現在の渋谷駅周辺をジオラマで再現-東急東横店「鉄道フェス」で公開へ

東急東横店西館・南館側から見たジオラマの風景。後方に立つのはジオラマ製作のスタッフ

東急東横店西館・南館側から見たジオラマの風景。後方に立つのはジオラマ製作のスタッフ

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 4月26日に開業した「渋谷ヒカリエ」を含め現在の渋谷駅周辺の姿を忠実に再現した「ジオラマ」の製作が進められている。ジオラマは東急電鉄と東急百貨店が発注したもので、5月3日から東急東横店西館8階催事場で開催される「鉄道フェスティバル2012 in SHIBUYA」での展示を予定する。

明治通りの下を走る地下化された東急東横線の路線も

 2012年度中に予定される東横線と副都心線の相互直通運転により、東横線代官山駅から渋谷駅までの約1.4キロが地下化。それに伴い1964(昭和39)年、「東京オリンピック」開催に向けて4面4線に拡張された高架式ホームの「東横線渋谷駅」が廃止され、1934(昭和9)年に開業した「東急東横店東館」が営業を終了するなど、今後、渋谷駅周辺の再開発が本格的に進められていく。

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 東急電鉄鉄道事業本部の寄本健さんは「オープンしたばかりの渋谷ヒカリエと東横線渋谷駅、東横店東館が一緒に存在する風景が見られるのは2012年度が最初で最後」とし、約世紀近くの間、見慣れてきた「今」の渋谷駅の姿を後世に残したいという思いから「ジオラマ製作に踏み切った」と経緯を明かす。

 ジオラマのサイズは2メートル×1メートル30センチ。北は「スクランブル交差点」から南は「東横線渋谷駅」の4面4線の高架式ホーム、東は開業したばかりの「渋谷ヒカリエ」から西は「渋谷マークシティ」手前までの範囲をカバー。縮尺はNゲージ(1/150)を採用し、高さ182.5メートルに達する「渋谷ヒカリエ」のみ1/300のスケールで製作する。

 ジオラマ製作を手掛けるのは「ディディエフ」(大田区)。代表の三宅一朗さんは「渋谷ヒカリエ、東急東横店、駅構内などにLEDを組み込み点灯させるほか、東横線が地下化し副都心線と乗り入れる路線も地面の断面からのぞけるように工夫した」と細部にまでこだわりを見せる。複雑に入り組んだ渋谷駅のジオラマ製作に当たり、航空写真や俯瞰(ふかん)写真を基にCADデータ化すると共に、細部が不明な部分は実際に足を運び入念に確認作業を行った。「現在までの完成度は6割程度で、あと数日間で広告やロゴ、鉄道模型、通行人などを加えて完成を目指す」という。

 鉄道フェスで初めてお披露目される同ジオラマ。寄本さんは「イベントでジオラマを見ながら、親子や友だちと思い出話やエピソードを話し合ってほしい。そして、帰りには現在の渋谷駅の姿をあらためて見直していただき、皆さんの記憶に渋谷の風景をいつまでも残してもらえれば」と話す。

 「鉄道フェスティバル」の開催期間は5月3日~8日。開催時間は10時~20時(7日は21時閉場、8日は19時閉場)。入場料は500円(小学生以下無料)。

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