サザビーリーグ、持ち株会社制へ移行-分社化で事業再編へ

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 雑貨衣料販売、飲食店経営などを手がけるサザビーリーグ(渋谷区千駄ヶ谷2)は3月16日、これまでの主要事業を分社化し持ち株会社制へと移行する方針を固めたことを明らかにした。5月に取締役会、6月に株主総会をそれぞれ開き承認を取り付ける考え。

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 同社は現在、自社ブランドなどの主要事業に加え、衣料販売の「アンドエー」「アメリカンラグシージャパン」、外食事業の「キハチアンドエス」など連結対象となる11の子会社を持つが、本体を分割し持ち株会社4社を新たに設立、管理機能や人事機能にもテコ入れを加えるなど「ホールディングカンパニー体制」への移行を強める。

 分割対象となる事業は、「アフタヌーンティー リビング部」(生活雑貨販売)、「アフタヌーンティー フード部」(飲食店運営)、「サザビー部」(バッグ・革小物)、「アガット部」(アクセサリー・服飾雑貨販売)の4部門。いずれも来年4月1日をめどに分社化し、新会社設立後は各社への権限委譲を推進するとともに、それぞれの事業方針を明確化させるという。

 今回の事業再編ついて同社は「長期的な発展を実現するため」とし、「各事業子会社がそれぞれの市場でブランド創造、価値向上を図るためが必要不可欠」と理由を説明した。これに伴い、本体機能として残る「営業統括室」「総合管理室」「総合企画室」の各管轄でも企業全体の最適化に向けた再編を行い、今後次世代経営者の育成、ブランドマネジメントなどにも力を入れる。

サザビーリーグ

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