MOTTAINAIラボ設立、ネット通じ「環境保全」呼び掛け

伊藤忠が「MOTTAINAI Lab」設立(写真=発表会見の様子)

伊藤忠が「MOTTAINAI Lab」設立(写真=発表会見の様子)

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 伊藤忠商事(港区北青山2、以下伊藤忠)は11月1日、ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんの提唱で始まった環境プロジェクト「『MOTTAINAI(もったいない)』キャンペーン」の一環として、ライフスタイル研究所「MOTTAINAI Lab(もったいないラボ)」を設立すると発表した。

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 1977年、地元ケニアで植林活動「グリーンベルト運動」をスタートしたマータイさんは、活動と同時に女性の地位向上を呼び掛けるなど、ケニア民主化に向けて大きく貢献したとして、2004年にノーベル平和賞を受賞。現在は同国環境副大臣としても活動の場を広げている。マータイさんが「もったいない」という言葉に出会ったのは、2005年2月の来日時。この言葉に深く共鳴し、世界共通のキーワードとして広げていくことを決めた。

 その後すぐにプロジェクトは動き出し、毎日新聞社などの企業を筆頭に、リデユース(ごみ減量)、リユース(再使用)、リサイクル(再利用)の3Rを柱とした活動が始まった。伊藤忠は、2005年7月に「MOTTAINAI」ブランドを立ち上げ、風呂敷や家具、アパレルなど環境に配慮した商品を次々と発表。これまでに、ライセンシーメーカー27社、協賛企業3社が参加しており、収益の一部はグリーンベルト運動に寄付されている。

 新たに発表した「MOTTAINAI Lab」は、ユーザー参加型の「コミュニケーションチャンネル」として設立されたもの。第一弾企画では、エキサイト(渋谷区恵比寿4)と共同で、ブログサイト「MOTTAINAI Lab Blog」を立ち上げた。

 ブログには、長谷部健さん(渋谷区議会議員、NPO団体green bird代表)、箭内道彦さん(クリエーティブディレクター、風とロック代表)、ヒロ杉山さん(アーティスト、エンライトメント代表)、山田悦子さん(風呂敷専門店「むす美」代表)ら12人の著名人をはじめ、「研究所員」と呼ばれるスタッフも参加。「ブロガー」陣は伊藤忠東京本社ビルで行われた発表会見にも登場し、スウェーデン出身の環境コンサルタント、ペオ・エクベリさんは、「日本には影響力がある。誇りを持って伝えていくことが大事」と話していた。エクベリさんはブログで、「MOTTAINAI」から生まれる経済効果を数字データで解説している。

 サイトは今後、SNSなどのユーザー参加機能も追加し、その際のインフラはすべてエキサイトが提供していくという。公式グッズは「ショッピング エキサイト」で販売を開始している。(写真=「MOTTAINAI Lab」発表会見で行われたトークイベントの様子)

MOTTAINAI Lab Blog

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