渋谷の上空に2月14日夜、日本最大規模となる3030機のドローンショー「DIG SHIBUYA 2026 / Digital Garage DRONE SHOW “Earthshot”」が行われた。
代々木公園の上空に浮かび上がったのは、大阪・関西万博開幕時の3000機を超える数のドローン。色とりどりの光を放ちながら文字や動物などの形に次々と変化。代々木公園野外ステージの特設会場周辺には多くの人が集まり、携帯を空に向けて動画を撮ったり、フォーメーションが変わるごとに歓声を上げたりしながら、約10分間のショーを楽しんだ。
渋谷エリア各所で開催中の、テクノロジーとアートをかけ合わせたカルチャーイベント「DIG SHIBUYA 2026」の一環で、デジタルガレージが主催するフェス「DG New Context Festival 2026」と連動。同万博と同じ「レッドクリフ」(港区)がショーをプロデュースした。ステージではショー開幕前に長谷部健渋谷区長とデジタルガレージの林郁社長が登壇し、あいさつした。
ショーの音楽は、音楽プロデューサー日向大介さん率いるロックバンド「encounter」が担当。特設ステージでバンドがパフォーマンスする真上を、ドローンが舞った。今年は、ジョン・F・ケネディ元米大統領が60年前にアポロ計画のスピーチの中で宣言した、人類を月に運ぶという「Moonshot」から、視座を地球に向けて反転させた「Earthshot」をコンセプトにしたショーを披露。
コンセプトに沿って、ロケットが発射されるところからショーがスタート。続いて宇宙服を着た人が浮かび上がると、そこに未来から来た「28代目」という設定のハチ「デジハチ」が登場。Moonshotの由来となった米雑誌「Whole Earth Catalog」のようなモチーフも登場し、その後大きな球体の「地球」に形を変えると、その中でクジラや象などの生き物が映し出されるような編成になり、壮大な様子に声を上げる人もいた。
長谷部区長は「昨年も、都心の真ん中でドローン上がるのを見られて感動した。多くの人が出会ってテクノロジーとアートを発信していける街になっていけたら」と話し、林社長も「渋谷の夏の風物詩と言えば神宮外苑花火大会が。このドローンショーは冬の新しい風物詩になれば」と続けた。