ピンク色の鳥居やさい銭箱に、尻尾付きのはかま――渋谷センター街に2月12日、「ギャル巫女(みこ)」たちが「バイブス、アゲ~!」とおはらいする「ギャル神社」が期間限定でオープンした。
「ギャル巫女」を務めるMiunaさん(写真左)と川端ももさん(右)
ギャルマインドを活用して企業の会議を活性化させ、新規事業のアイデアなどを生み出すワークショップ「ギャル式ブレスト」を手がけるCGOドットコム(渋谷区渋谷2)が、JR貨物(港区)と共に体験型イベント「ギャル神社~あなたの『好き』、届けます。~」と題して企画した。消費者の中でも特に若年層への認知を広げようと、「神社」内には至る所にピンク色で「JR貨物」の文字をあしらい、物資だけでなく「思い」を運ぶ企業としてのイメージを伝えるのが狙い。
場所は、渋谷センター街・バスケットボールストリートのイベントスペース「マイラボ渋谷」内。入り口で来場者を出迎えるのは、ギャル仕様でピンク色に塗られた「鳥居」を中心とした「本殿」。貨物コンテナ風にデザインしたさい銭箱や、無料で引けるおみくじもピンク色に統一。おみくじは白い木のモチーフに巻きつけることもできるほか、鏡越しに自撮りできる「デコ神社ミラー」などのフォトスポットも設ける。
メインとなるのは、オリジナルのピンクの「はかま」をまとい、ギャル巫女がタメ語・あだ名呼び・ポジティブな「アゲ」トークで来場者の「悩み」などをおはらいする「アゲ↑祈り体験」(1,000円)。初日は、「最近食べすぎてしまっている」という相談に対して、Miunaさんと川端ももさんさんのギャル巫女2人が「クマも寒すぎて冬眠するし、今は蓄えの時期。おいしいもの食べて、セロトニン集めて、邪気を払っていこう~」と声がけ。最後に、はらえ串を振りながら、「バイブス、アゲ~!」と祈りをささげた。
祈り体験を終えると、オリジナルのお守り型キーホルダーを進呈。紺色の生地にショッキングピンクで「気」「好」「愛」と、それぞれプリントされたお守りは、JR貨物の制服をアップサイクルしたもの。環境問題やアップサイクルなどへの関心が高いにもかかわらず、なかなかつながりを持つ機会がないとうZ世代の意見も取り入れ、このおみくじを企画したという。
CGOドットコム「総長」のバブリーさんは、渋谷の共創施設「SHIBUYA QWS」のメンバー同士だった縁から、2024年9月にJR貨物とギャル式ブレストを行ったことが今回のきっかけになったと振り返り、「そのブレストで若い子たちと話していく中で、『JR貨物ってバイブス運んでいるよね』という話になった。それを象徴するような場所を作りたいと、約1 年半かけてプロジェクトを進めてきた」と話す。
同プロジェクトについて、ももさんは「ポジティブな言葉を渋谷の真ん中から届けられるのがうれしい」、Miunaさんは「神社には神が祭られているけど、ここにはギャルがいる。ギャルはスピ大好き。ここに来ればアゲ確定」と話し、来場を呼びかける。期間中、普段からギャル式ブレストにも参加している約10人が交代でギャル巫女を務める。
開催時間は11時~19時。今月15日まで。