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「渋谷半世紀」「渋谷パルコの復活」 出版記念で渋谷をテーマにトーク企画

「渋谷半世紀 都市×カルチャー×未来」(晶文社)カバー

「渋谷半世紀 都市×カルチャー×未来」(晶文社)カバー

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 100年に1度の大規模再開発が進む渋谷のまちを、商業施設の運営者と記者という、それぞれ別の角度から取り上げた2冊の出版を記念して、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)9階のイベントスペース「SUPER DOMMUNE」で2月25日、トークイベントが開かれる。

「渋谷パルコの復活」カバー

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 2月18日発売の「渋谷パルコの復活 なぜ危機から再生できたのか?」(光文社)は、2024年から渋谷パルコの店長を務める平松有吾さんがペンを執った。2024年度に過去最高の取扱高を記録し、インバウンドや国内の若年層なども取り込み好調をキープしている「渋谷パルコ」の裏側に触れながら、コンセプト作りの秘訣(ひけつ)やブランド誘致の苦労、人材育成方針などを通じて「商業施設の未来」像に迫る。

 「渋谷半世紀 都市×カルチャー×未来」(晶文社)は昨年11月発売。共同通信メディアセンター予定チーム委員で京都芸術大学講師なども務める内田朋子さんらが、共同通信の連載を軸に渋谷の半世紀を振り返り、都市・カルチャー・未来の3つの視点から渋谷の「現在地」を読み解いている。コピーライター・糸井重里さん、歌手・野宮真貴さん、アーティストコレクティブ「Chim↑Pom from Smappa! Group」のエリイさんらが、渋谷についての論考を掲載。

 「最後の渋谷系」とも称されたポップグループ「ホフ・ディラン」のメンバーで、「渋谷区生まれ渋谷育ち」として渋谷区観光大使も務める小宮山雄飛さんによる渋谷の歴史や再開発についての解説や、ファッションブランド「TOGA」デザイナー古田泰子さんとファッションエディター、ティファニー・ゴドイさんによる渋谷や原宿のファッション観も所収。社会学者で東京大学名誉教授の吉見俊哉さんは、連載にはなかった特別寄稿として、坂と川にひもづいた考察や、渋谷の劇場文化の変遷など、独自の視点で渋谷の「ルーツ」に迫る。

 トークイベントでは、「渋谷半世紀」にも登場した平松さんらを中心に、ゲストも交えながら「都市のリアル」や「これからの渋谷」について掘り下げる。

 同書について、内田さんは「かつてのカルチャーが、今の渋谷をどう形作ったのか。他では聞けない貴重な証言を引き出し、一冊に凝縮させた」と話し、「この街の変遷を読み解く『羅針盤』ともなった」と一連の連載や書籍化について振り返る。イベントでは「再開発が進む今だからこそ、過去から未来へとつながる『わくわくするようなまち・都市づくりのヒント』を、ぜひ会場で一緒に体感してほしい」と話す。

 開催時間は19時~21時。入場無料。

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