見る・遊ぶ

渋谷で「47えんぎもの展」 47都道府県の縁起物・験担ぎに関わる品

会場の様子

会場の様子

  • 9

  •  

 47都道府県の「縁起物」を紹介する展覧会「47えんぎもの展」が現在、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)8階のミュージアム「d47 MUSEUM」で開催されている。

「招き猫」や「しし頭」など会場に並ぶ「えんぎもの」

[広告]

 元々は仏教用語だという「縁起」。江戸時代には、人々の「良い縁起を得たい」という願いを託すものとして、さまざまな縁起物が生まれたという。同展では、47都道府県からそれぞれ1つ、各土地に「根付く」縁起物を選び、その物語と一緒に紹介する。

 選定基準は3つ。縁起物、魔よけ、験担ぎなど暮らしの「願い・祈り」に関わる「物・食」であること。その土地の産業、文化、歴史風土など地域個性と関連したものづくりであること。語り継ぎたい「物語」と現代の暮らしにおける「デザイン」があること。

 並ぶのは、火伏せの木花「笹野花」(山形、笹野一刀彫)、「幸運や良縁をたぐり寄せる」験担ぎの文様である漁に使う網を広げて干す様子を表した「網干(あぼし)」柄の「守袋」(東京、本品堂)、幸福や繁盛を願う彫刻「松竹梅スワッグ」(富山、井波木工工芸館)、千客万来などのシンボルとして知られる「招き猫」(愛知、玩具工房)、体の丈夫さや健康を表す「まめ」や「まめに働く」の語呂合わせで食べられる「黒豆」(兵庫、丹波農産)、多幸と長寿を願う鶴と亀の「大社の祝凧」(島根、高橋日出美さん)、稲作の豊穣をもたらすとされる農耕神「田の神(タノカンサァ)」(鹿児島、Tenoutuwa)など。

 会期中には、出展者によるワークショップや勉強会を開催。出展者をゲストに迎えた音声ガイダンスを配信。1月25日には、出展者らを迎えるトークイベントを開催する。

 開館時間は12時~20時。入館料はドネーション形式。3月15日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース